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本気でオススメシリーズ/食とまなびのブログ

“本気でオススメシリーズ”
facebookでは、毎日のように多くのお店等を紹介していますが、このブログでは、私が本気で他人にオススメ出来るものを厳選し、独断と偏見で勝手にご紹介していこうと思います。
(本音で書くので、良い部分も悪い部分も書きますがあくまで個人的主観ですのでご了承下さい)


みなさんは、
『あー!この店があってくれて良かった!』
と感じるお店をいくつ知っていますか?

『この店があるから、この土地が好き』
『私の住むこの街にこの店があってくれて幸せ』

飲食店はこう思ってもらえる“世界”を作ることが出来る素晴らしい仕事だと思います。

私にもいくつかそういったお店があります。
地元鎌倉のマンナはその一軒です。
ここ鎌倉にこの店があってくれて、原シェフがいてくれて本当に幸せだと感じます。

原シェフとは普通のお客として会話をすることがあるくらいで、個人的な人間関係はありませんが、この店を好きな理由は一言で言ってしまえば原シェフのセンスが好きということなんだろうと思うのです。

味:シンプルだけど、素材がしっかり活きている。火の通し加減が絶妙。工夫があり驚き、発見がある料理。先日は少しだけ塩気が強く感じた(原シェフがお疲れぎみか?)

接客:原シェフの接客は人柄が出ていて非常に好感が持てる。必要以上に関わらないが、自然体であり、普通に人と人が会話をし、敬意を払い合う感じ。調理の姿は集中力、こだわり、想いを感じる。惜しむらくは、男性スタッフの接客。向いてないのだろうなぁ。

雰囲気:シンプルだが、感性に基づいて店を作っている印象。例えば、ディスプレイ1つとってしても、なんとなく置いているのではなく、感性に基づき置いている感。好きかどうか。季節はどうか。意味は何か。バランスはどうか。お客様はどうか。などなど。

価格:この料理がこの価格で食べられるのか!と驚くほど安い。
この日はランチで、前菜とパスタで1,400円。
場所が場所でブランディングされていればパスタだけで2,000円越えるだろう。
ティラミスとコーヒーを追加して支払いはひとり2,000円を超えたが大満足だった。


やっぱり、料理はアートだなぁ、と思わせてくれる。

しかし、実は、料理だけでなく、仕事は全てアートなんだろうと思う。
自分と向き合い、内側から沸き上がってくるものを、社会や他人や会社や上司と擦り合わせることが出来たときにビジネスはスパークするのだろう。

原シェフも他の起業家と同じように、いろいろと試行錯誤をしてきたのだろうし、今も試行錯誤を続けているのだろうと思う。

マンナという店は、原シェフがその時に出した最適解を楽しむために行く、そんな店なのである。


感謝します。

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