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No.30 アメリカは日本より16倍高かった

日本は1億4700万円でアメリカは23億5000万円。

これは何の数字でしょうか?

日米の主要企業の社長の年収です。なんとアメリカは日本より16倍も社長の年収が高かったのです。

#日経COMEMO #NIKKEI

米国ダウ平均を構成する30社の社長全員が10億円以上です。対して、日本の最高年収社長はトヨタの豊田章男氏で4.5億円でした。

日米で役員報酬の受け取り方に違いが見られます。

日本は役員報酬のうち85%は固定報酬(現金)ですが、アメリカはその70%が業績連動報酬(自社株)なのです。

つまり、日本は報酬のほとんどを会社の業績にかかわらず受け取れますが、アメリカの社長は必死に頑張って売上げを上げ続けなければ受け取る報酬が大幅にダウンする可能性があるわけです。

アメリカの社長は企業業績を上げることが唯一求められる責務なんですね。

また、アメリカの社長は叩き上げでなるわけではなく、ハーバード大学などの「アイビーリーグ」出身者のプロの経営者が業種や企業の壁も無く企業トップに舞い降りては移り替わっていくというスタイルです。日本はご存じのようにたたき上げで昇進して社長になるというスタイルがほとんどでしょう。

アメリカの会社員は売上と利益を上げ、成果を出すことが求められるが、日本では可もなく不可もなく無難に仕事をこなしていれば大丈夫ですよね。

まあ、ここにアメリカの会社員の悲哀も感じますね。どんなに頑張ってもほんの一つまみの経営者のプロになっていなければ、社長にはなれませんし。

アメリカの社長と従業員の年収倍率は284倍、日本は19.6倍だそうです。

アメリカの場合は社長と会社員の給料の間には途方もない壁があるのですね。

業績も給与水準もこの30年近く低位安定状態の日本と業績も給与水準もグングン右肩上がりのアメリカ(香港、中国、東南アジアの国もそうですが)という構図があります。

ここには、このプロの経営者の力量により過去から今までずっと右肩上がりに企業の業績を上げ続けているアメリカの当たり前の企業スタイルの結果が見て取れます。

アメリカと日本、あなたが働くなら日本でしょうか? アメリカですか?         それでは、投資するならどちらですか?


※「投資」ってわからなければ怖いですが、ちゃんとわかれば、            「なーんだ」って感じです ⇩

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