見出し画像

BardをPythonで使う方法

GoogleからBardが一般公開され、且つ、日本語にも対応されました。ウェブページからの操作も良いですけれど、APIキーなどを使ってPythonでプログラムを書いてみたいと多くの人が思うはずです。

今日はgithubで面白いものを見つけましたので紹介します。

今回は上記コードを利用させて頂きました。


https://bard.google.com/を開きます。

F12を押して、__Secure-1PSIDを取得します。Application->Cookiesで__Secure-1PSIDの値をコピーします。

__Secure-1PSID は、Google がユーザーを識別するために使用するクッキーです。これは、Google がユーザーのセッションを追跡し、ログイン資格情報の不正使用を防ぐために使用されます。このクッキーは、ユーザーのブラウザに 2 年間保存されます。この値は、他の人には見せないようにしましょう。


左側のCookiesの下のhttps://bard.google.comを選択し、__Secure-1PSIDのValueの値を取得しておきます。


次に、Google Colabで以下を実行します。Your-Keyには、__Secure-1PSIDで取得した値を書いて下さい。

!pip install bardapi
from bardapi import Bard
import os

os.environ['_BARD_API_KEY']="Your-Key"

Bard().get_answer("日本の人口は何人ですか?")['content']

2022年11月1日現在、日本の総人口は1億2,520万人と推計されています。このうち男性が6,227万人、女性が6,293万人です。日本の人口は1998年にピークを迎えて以降、減少を続けています。この減少の要因としては、出生率の低下と死亡率の上昇が挙げられます。日本の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子どもの数の平均)は2020年には1.33と、1947年の戦後復興期以降の最低水準を記録しました。一方、死亡率は2020年には1.29と、1947年以降で最も高い水準となっています。

日本の人口減少は、少子高齢化社会につながるとともに、労働力人口の減少や消費の縮小など、経済社会に様々な影響を及ぼすことが懸念されています。政府は、出生率の向上や移民の受け入れなど、人口減少対策に取り組んでいますが、効果は不十分とされています。

実行結果

結構、シンプルなコードで書けたのが良いですね。そのうち正式なAPIが出るのではないかと思います。

これでBardがPythonコードで利用することができるようになりましたので、ChatGPTのAPIキーを利用して色々なことができそうで楽しみです。


この記事が良かったら、フォローして頂けると幸いです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?