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Lost in trancelationレビュー

109シネマズ プレミアム新宿って
いい映画やるよなー
先週時間あったから観てこれたのでレビュー
ほんと、ソフィアコッポラ
公開当時もきれいな映画、雰囲気いいなとは思ったけど
浪人生時代くらいかな?
TSUTAYAでレンタルで観たんだよな、確か
20年くらい前かな、2000年代前半

メインストリームの商業成功系映画ではなくて
サブカル側の一番メジャーな作品という立ち位置

パークハイアット東京って、どんなホテルなんだろう?
東京とか日本のなかでも、要人を迎賓するのに恥ずかしくない品格、格式ある最上位のホテルって感じなのかな
パークハイアットの場面がほぼだもんな
東京の景色が観える部屋からスカーレットヨハンソンがアンニュイな面持ちで体育座りしてるところをちょい背面から肩ごしに自然光で撮る手法すごい

最近よく、イラスト、絵画とはちがって写真って
その時の偶然性みたいなものも多分にあるなと感じてて
まさにこの映画もそういう要素大事にされてた

オフシナリオで、ボブとシャーロットの簡単な設定だけ決めてあって
あとはちょっと偶発の要素ありつつやや即興もありつつでやってる

なにより、東京という街の不思議さ魅力が海外の人視点で表現されてる

自分たちはここで生まれ育ったけど
海外の人から見たら不思議に映るんだろうな、日本や東京って

やはり最後の別れのシーンはグッとくる
シャーロットの存在は揺らいでる、自分でも
見てるこっちも
第二次思春期

街の中で二人がハグしてボブが何かメッセージを呟く

色あい、雑踏、空気感、流れ
映画ならではに表現されてる

前回は自分が20歳くらい、今回は38歳の年齢でこの映画を観たわけだけど

ちょうどボブとシャーロット二人の間くらいの年齢で
中立的に見たような気がする
次見るときにはきっとボブの視点に年齢的にも移ってるだろう
その時が楽しみになった


歌舞伎町ホールからの眺め

新宿の109シネマズプレミアムって映画出た時の夕方になってる新宿の景観が大人エモい
とくに今回はLost in trancelationのテーマそのものに近くて涙をこらえきれない

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