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雨が続く、朝陽が恋しい!

 毎朝、近くの神社をスタートにして、周辺を歩く。ここ数日、もう四日ふらいか雨続き。同じように、朝で歩く人も少ない。犬連れも少ない。犬も運動不足とストレスになるだろう、飼い主の気分と天気次第で。

 雨は、嫌いではない。しとしとと静かになる。昔、タレントの高橋洋子さん、エッセイで「雨が好き」、いいタイトルだぁな、とおもいつつ、読まずに終わった。小説も、若い頃、島崎藤村「破戒」に始まって、ほとんどは文庫本、三島由紀夫やドストエフスキー、井上靖、いろいろ読み散らかした。

 高校三年のとき、三島が割腹自殺したのは衝撃だった。担任が同年齢、やはり動揺していた、この先生が、こんなことで動揺するのかと、別の面で驚いた。「金閣寺」とか、今は題名すら次々出てこない。俗っぽくなってしまった。トルストイの「戦争と平和」も好きだった。

 その後の人生で、小説を語り合える知人・友人には恵まれなかった。

 酒も飲まず、パチンコもせず、タバコも吸わず、女性の友人もいない。そんな男、もっと多方面に若い頃を過ごすべきだったと思う。しかし、何をするかが問題。前述の各項目は、いまでも関心はない。女性は別だけど。偶々、職場の女性から紹介された、妻と40年、それだけ。ちょっと関心があった女性も、それだけ。

 長い人生で、知人・友人で、離婚や不倫、シングル・マザーなどの問題を起こした人、大変だろう。まず経済的、精神的に。父は、男四人兄弟、直上の兄は戦死、あとは商売人やらサラリーマン、女性関係は発展家ばかり、妻一筋は父だけ。しかし、母は、それを容認する女性ではなかったし、父はおとなしい、おとなしい人だった。だから息子二人、いわゆる健全、弟は独身を通した。LBGTかただ相手がいなかった、女が強い。

 テーマが入り乱れた。天候が、気分に与える影響、雨はいいが、そろそろ飽きた。あの灼熱の陽光が恋しい。

 何をするにしても、太陽、夜は月。

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