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いまになって思う。仕事と人生

 写真は、近くの食堂解体工事。ころなのせいか、この3月頃、閉店。偶にしか行かなかったけど、美味しいし、雰囲気もよかった。一般の職業人が、昼食に寄るって感じ、成人男子が多かった。味も量も、それらしく、値段も。リーズナブル。

 いまは隠居、年金生活者、39年間の公務員生活。エッセンシャルだから、エアコン・クーラーなんて、贅沢。大阪にいたとき、外国航空機が高度を下げる位置で、数分間、会議もだまる。転勤12回、娘四人、転校に次ぐ、転校。ごめんねといいたいが、辞めるわけにはいかなかった。

 職場での仕事やストレスも並ではなかった。飲めない酒も、毎日、夜飲んで気分転換、収入は、エッセンシャルな分、少し行政職よりは多かった、夜間勤務や危険手当もあって、収入面では恵まれていた。

 なんとか無事に、定年・再任用2年務めた。周囲では、病気退職やうつで休職も結構あった。家族に、自宅を建て、それなりの本人の望む教育、平均的な趣味や生活もさせることができた。組織のおかげだ。

 いまは、読書、趣味、旅行などと、日々のんきに暮らしている。念願であった四国遍路・至極巡礼も、もう三度ほど。この3月に亡くなった母の棺に、四国遍路の納経帳を入れることができた。

 孟子の言葉にも、そういった趣旨の言葉があった。まず資金源、そして夢と意欲だ。これからも、そうありたい。


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