腰痛が少し収まった、いい試練ではあった。今後、どうする。

　二、三週間前、目覚めたとき、突然、起き上がるとき、痛みが腰に来た。ほんの数分だけとても痛かった。しばらく自宅のなかを、いつもどおり歩いていると収まる。気になって、いつものかかりつけの整形外科医に診てもらった。この先生しつこくない、ほとんど一回切り、夫婦で病院経営、奥様は小児科、いつも待合は、こども系でいっぱい。

　今回、受付に受診を申し込むと、「どちらですか？」一瞬、「？」、初老か中老のおじいさん、孫でも連れて来たかとは、普通、思わんだろうに。

「腰が痛いんです。」という前に、整形外科へ。

診察は納得な内容、症状を確認したうえで、診察台の上でうつ伏せ、仰向け、先生が馬乗りになって、ツボではないが、こころあたりを指や手で押さえて、最後は上向きで脚の上げ下げ、「特に、ヘルニアや関節じゃない。しばらく経過観察して、どうにもならないと思ったら、また来てください。薬などは特に出しません。」予想通りの明解な所見であった。

　なんやかやで３週間、なにもせず、ほったらかしで、経過観察。

　心当たりは、節約倹約のつもりの風呂の残り水をトイレや洗濯水に遣うために運搬、注入作業、これが先生の懸念された重労働だろうと推測、あとで気が付いた。先生にすれば、たいしたことはない、痛けりゃまた来るだろう、そんな感じで、この先生、３回ぐらい、それでかたづいた。

　お気に入りではある。ほんとにどうもならんければ、大病院へ紹介状を書いてもらう。

　それが昨日ぐらいから、ほぼ収まった。やはり先生、名医だ。医者は、治してなんぼ。

　気をつけよう。年寄りに限らず、無理しない、健康第一、元気が一番。