欧米の空母打撃群、中国、怯むかな

 別に中国に肩入れするわけじゃない。台湾・中華民国に、中国・中華人民共和国軍が圧倒的な軍事力で攻撃しようとする気配がある。このことに、アメリカをはじめとするイギリス、フランス、ドイツなどの欧米各国が空母を派遣して、昨日、イギリスのクィーンエリザベスが台湾海峡を通過したという報道である。

 こうなると、歴史好きの私は、つい百年以上前の欧米列強が中国・清に戦争をしかけたアヘン戦争を思い起こす。眠れる獅子とか言って、本心では、中国を畏れていた欧米列強も、こと商売がからんでくると、ついに清に戦争を開始した。

 清はあっという間に敗れ、香港などをイギリスに渡した。マカオや山東半島、上海なども、欧米の租借地にされた。中国の習主席は「失われた百年」とか言って、誇り高き中国の恥とする自信喪失した時期であったと推測される。その後には、昔、朝貢していた日本に日清戦争で負け、満州も事実上、取られるなど、中国人にとって屈辱でしかないのは、他人事とはいえ納得できる。世界情勢がどうあれ、日本もやり過ぎた面はあった。当時は、やむをえない動きであったのであろう。韓国(朝鮮)を植民地から併合してしまった。帝国主義、欧米と同じ。いま韓国ともめているのも、韓国の民族感情があるのだ。韓国へは、二十年前、観光旅行したけど、全然、普通だった。

むしろ親切なひとたち。好感を持っている。韓国映画は大好き。

 我々は、もっと中国や韓国をいろいろな形で学ぶべきだと思う。過去のことは、過去の人たちがやったこと。私たち自身は、現実的に反省はできない。口やカッコだけ反省しても、かえって逆効果だ。

 同じような顔や行動様式、韓国語は日本語と文法上も語源も似ている。

 欧米が中国と一戦すれば、我々は、どうするのか。台湾に味方するのは、当然としても、アメリカの動きと連携しつつ、戦争を避けるよう国民全体がかつての欧米列強の中国侵略とそれに続いた日本の帝国主義を繰り返さず、いまの世界を戦争することなく、安全な地域にするよう、ただ政府に任さず、考えることが必要なときだ。野党は、何も言わない。

 学者さんは、中国から支援を受けている人が多いらしい。学術会議のことで、自衛隊を人殺しとして侮蔑した学者、単にスパイになる根性はあるのか。ただの右往左往の学者、羽振りのいい方につくだけ。そんな人が多いように思える。中国相手に儲ける、そんなことが多いと聞く。

 地理的に、中国や韓国・朝鮮は、目と鼻の先、なかよくしないと、北朝鮮、ミサイルぶっぱなすのはいいが、風の流れで放射能は、そっちへ行くかもしれないよ。

 一発撃ったら、おしまいだからね。

 もう戦争になったら、どうにもならない。思い付きだけの誰かさんじゃ、日本は危ない。

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