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コードトーンを追う練習は何の意味があるのか?

一番いい練習方法?

指板上の音の配置の理解?


僕もさんざんやりました、コードトーンを追う練習。

僕がやった方法はM7、m7、7とコードの種類を分けてやりました。

ルートは色々変えながら例えばDm7のコードトーンを弾いていくとかする訳です。

その時使ったiPhone、iPadアプリはiReal proを使いました。これがなかなか優秀。

これにDm7を打ち込んで適当な4ビートのオケを流し続けます。

それに合わせてR、m3、5、m7、9、11、13くらいまでのコードトーンを弾いていきます。(ここまで来るとドリアンですが)

まず、色んなポジションから弾きやすいフレーズを探していきます。

ここで気に入ったフレーズなんかが出来たらストックしておくと良いでしょう。コード進行の練習の時に役立ちます。

それをM7、m7、7のコードタイプで練習します。

コードトーンの練習の目的はこれじゃないか


色んなポジションで弾きながらもその音がコードに対して何度の音かというは常に意識しておきます。

すると不思議な事にお店でかかってるBGMなんかを聴くだけでベーシックな1度、3度、5度、7度などの音を使ったフレーズが頭に流れ出します。

これがコードトーンを追う練習の一番の目的ではないかと思うのです。

レッスンなんかしてても、無意識にコードトーンが浮かんでしまい、教えてる内容とは関係ないフレーズをついギターで弾いたりして、習いに来てくれている方に「?」な顔をされることがあります。

指板上の音の位置の把握だけでなくサウンドとして理解することがコードトーン練習の本当の意味のような気がします。

ジャズを勉強することでベーシックなペンタフレーズも


コードトーンの練習を「これでもかっ!」ってやることでペンタフレーズも自由になった気がします。

昔は手癖一発でなんとか乗り切っていました。ですが今は特に意識せずともコードトーンにあったペンタフレーズを弾けるようになりました。

となると、僕のやっているレッスンの方向性も変わってきて3コードのブルースアドリブくらいを目指してる人でも、とりあえずジャズブルースくらいまではやってみましょうとなる訳です。

その方が圧倒的に3コードのブルースがらくらく弾けるようになりますからね。

もちろんブルースというのは歴史的に見ても音が合えばそれでオッケーというような簡単なものではないのですが。

それにしてもコードトーンを追うから始まるジャズは音楽教育から見てもすぐれたジャンルだなと最近痛感しております。

ジャズのソロが弾ければあらゆるジャンルのソロに対応できるのではと思ってしまいます。

もちろん、リズムのノリ、グルーヴ、ジャズらしいのフレーズなんかの理解は必要ではありますが。

僕はどんなジャンルでもアドリブソロをなんとかしたいと思ったらジャズの考え方から始まる「コードトーンを追う」という練習は最強なのではと思っている今日このごろです。

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