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2024年1月8日(月)「二十四節気・小寒(しょうかん)」

今日の東京も晴れ。
朝方の最低気温は2℃台、日中の最高気温も9℃台と10℃にも届かず。
先週土曜日、1月6日からは二十四節気小寒入り。
七十二候では二十四節気・小寒の初項「芹乃栄(せりすなわちさかう)」(が盛んに生える時季)。そう言えば、スーパーにもセリが並んでますね。セリ鍋やらなきゃ。さて、

先週末は「内臓料理・このわた」についてお伝えしましたが、本日は上述の通りなので「二十四節気・小寒(しょうかん)」をお届けしたいと思います(冒頭画像はコチラから拝借しました)。
12月は丸々1ヶ月サボったので、二十四節気の「大雪(だいせつ)」と「冬至(とうじ)」の2つを素っ飛ばしてしまいましたね。ま、いいか。

小寒。
この小寒と次の大寒を合わせて「寒中」とか「寒の内」と言って、暦の上では冬の寒さが一年で一番キビしい時季、と言うコトになります(ソレが明ければ、立春で春ですから)。
尚、今年の小寒は1月6日(土)に始まり、次の大寒(だいかん)が始まる前日の1月19日(金)迄の2週間となります。

この時季に美味くなって来るサカナとしては、鍋に最適なアンコウマダラ、マダラのお仲間のコマイ(氷下魚)、天ぷらや唐揚で美味いワカサギタラバガニズワイガニアマエビ等の甲殻類、牡蠣帆立シジミ等の貝類も。そして忘れちゃならない、ナマコ類アカアオクロなど)。この間お伝えした「このわた」はナマコの内臓で出来てますからね。本体も美味いですよ~。

この時季に旬を迎える野菜としては、大根・蕪・ニンジン等の根菜類、キャベツ・小松菜・ほうれん草・春菊・菜の花等の葉物野菜、かぼちゃ・ブロッコリー・カリフラワー、大豆など(味噌の仕込みもそろそろしないとね)。また、春の七草(せり・なずな・ごぎょう[ははこぐさ]・はこべら[はこべ]・ほとけのざ[こおにたびらこ]・すずな[かぶ]・すずしろ[だいこん])は正にこの季節ですよねぇ。

果物では、柚子(冬至は終わっちゃったけど)・レモン・シークワーサー・伊予柑・だいだい等の柑橘類が真っ盛り。リンゴもまだまだ季節ですね。

お花的には、蝋梅・水仙・フクジュソウ・スイートピーなど。そろそろ咲き始めている寒椿なんてのもあるけれども、まだチョット早いのかな。

行事的には、昨日1月7日(日)の「人日の節句」の朝に七草粥を食べて無病息災を祈るってのは定番だし、本日1月8日(月)は成人の日。以前やんちゃな20歳は酒飲んで暴れてたけど、最近ではそんなコトもしなくなってるのかな(笑)。あれ?18歳で成人??
1月11日(木)の「鏡開き」で、供え物であった鏡餅を下げてお汁粉や雑煮等にして正月に区切りを付けて新年の無病息災を祈る日だし、1月15日(月)の「小正月」では小豆粥を食べて豊作と家内安全を願う日ですね。
流石に新年絡みはナニかと行事が多いようで。

小寒の次は「大寒(だいかん)」(今年は1月20日~2月3日)。
と言うコトで、本日はコレにて。
明日は「醗酵食品・臭豆腐」ついてお届けして行こうと思います。


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