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6月6日(火) 「二十四節気・『芒種』」

今日の豊田は曇りのち雨。
最低気温は17℃、最高気温は25℃。
今日からは二十四節気の「芒種」(穀物の種をまく時季)、二十四節気の初候で七十二候の「蟷螂生(かまきりしょうず)」(カマキリが生まれる時季)となります。
コレ迄は冒頭の時候の挨拶?パートで二十四節気と七十二候について、軽くは触れてましたが、基本コンセプトの④として「二十四節気(旬)」を掲げているので、二十四節気の区切りの時にはその時々の旬のモノ、行事等についてカンタンに触れて行くことにしたいと思います。さて、

「芒種(ぼうしゅ)」。
稲や麦等の穂(この穂の先の硬い毛のコトを「芒(のぎ)」と言うのだそうです)の出る植物の種を蒔く頃。
でも、麦はもう刈り取りの時季だよな…。稲ももう田植えが殆ど終わってるし…。
二十四節気は元々が中国の春秋戦国時代黄河流域の気候を基準にして作られたモノである為、現在の日本の気候とは少々ズレが生じているモノだと思われます。

既にこの辺は梅雨入りしたワケですが(東京もそろそろ?)、この時季に美味くなるサカナはイワシイサキアイナメカマスアナゴハモ等でしょうかねぇ。アユも日本各地で解禁となり、シーズンインです。どじょうも旬です。
前にも書きましたが、「梅雨の水を飲んで美味くなる」と言うのは、梅雨の長雨→山の栄養が海に流出→その栄養を元に海の動植物性プランクトン増殖→プランクトンを捕食する小魚や小魚を捕食する中・大型が豊富なエサを食べて脂が乗る→美味いサカナが増える、と言うコトなので、この時季に旬を迎えるおサカナは多いんですよね。満喫しましょう。

この時季に旬を迎える野菜も可也豊富にありまして、梅にらっきょう、新生姜に大蒜(ニンニク)、はじかみ、みょうが、そらまめ、アスパラガス、とうもろこし、蓴菜(じゅんさい)など。
スーパーに行ってもコレらが沢山、そして比較的お安く売られてますので(じゅんさいは安くないけど)、是非ご活用を。
梅にらっきょう、新生姜はこの時季限定なので、梅酒や梅干し、らっきょう塩漬け、新生姜の甘酢漬けなりを自分でやれば、コレまた楽し。
果物ではサクランボ、ビワ、マンゴー等が良いですね(何れも高いけど)。

自分は花には然程興味があるワケではありませんが、矢張りこの時季はアジサイ。ツツジが終わり、全盛期ですね。
行事的には、メインは梅雨入り。上にも書いた梅仕事。アトは父の日くらいですかねぇ。

芒種の次は「夏至」(今年は6月21日~)。もう夏も真っ盛りってコトですよ(日本は梅雨の最中なのでそうではないですが、北半球の梅雨の無い地域では真夏です)。

明日は、「『グルテンフリー』について考える」をお届けしたいと思います。


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