見出し画像

2024年7月11日(木)「漁師料理(?)・韓国のヘムルタン」

今日の東京は曇りのち雨。
朝の最低気温は27℃、日中の最高気温は29℃弱。流石に雨がちになって来たので、最高気温もソレほどには上がらなくなって来て、比較的過ごし易かったとも言えますね。さて、

昨日は「開業準備・クラファン活用の是非」について書いてみましたが、本日は「漁師料理(?)・韓国のヘムルタン」についてお届けしたいと思います。

ヘムルタン。
数ある韓国料理の中では、あんまりメジャー級の料理ではないですね。日本でこの料理を食べさせてくれるお店は殆ど無いんじゃあないでしょうか。自分は2019年~2022年のコロナ真っ只中にあった3年半ホド韓国に駐在をしていて、コロナであったが故に日本に戻れず、また日本からお友達も来られない状況になってたので韓国国内の魚市場やら漁港やらを巡りまくり、韓国料理も食いまくっておりました(ナニしに行ってたんだ?(笑))。

そんな中で出会った韓国料理の一つが、このヘムルタン。漢字で書けば「海物湯(해물탕)」。
海のモノが満載となっている鍋料理です。まぁ、日本風に言えば海鮮寄せ鍋なんですが、コレが韓国だけあって(?)結構大雑把と言うか豪快系の鍋モノなのであります(まぁ、漁師料理ではないのかも知れませんが)。

あれ?韓国料理と言えば、カルビ焼肉やらプルコギやらサムギョプサル等の肉系料理ばっかじゃないの?と思われるかも知れませんが、韓国も北朝鮮との軍事境界線(国境?)以外の3方は海に囲まれているワケでありまして、日本とほぼ同様に海洋国家でありますし、海産物もそりゃあ豊富にあるお国なのでありますよ。コレはあまり知られていない事実なのですが、国民一人当たりの水産物消費量は日本を抜き去り、少々データが古いのですが実は2017年時点で韓国が世界一の座に就いているんですよ。日本人よりも韓国人の方がサカナ沢山食べてるんですよ。結構衝撃事実でしょ?(以下グラフの出所はコチラ

日本の首位陥落は、この図で見ると2010年より前にはそうなってたんですね。

と言う韓国人のヒト達がガンガン(?)お召し上がりになっているのがヘムルタン(当然、コレだけじゃあありませんが)。もうコレでもかって位色んな水産物を鍋にブチ込んでしまってる。代表的なモノを言えば、ワタリガニイシガニクルマエビエゾアワビ・ムール貝(ムラサキイガイ)・カリビ(ホンアメリカイタヤ)・ホタテガイマガキアサリ・オオアサリ(ウチムラサキ)・オキシジミマダコテナガダコスルメイカ等で魚が入っているコトは少ないかな。
まぁ、コレだけのモノをガッツリ入れ込めば、不味かろうハズはありませんね。

更に言うと、コレら海産物に加えてニワトリを丸ごと入れたりするモノがあったり(コレをヘチョンタン(=海天湯…鶏は空飛ばないけど、天ってのが空を飛ぶ鳥を代表してるみたい(笑)と言ってます(笑))、牛肉なんかを入れてしまう豪華版もあったりもします。

とまぁ、韓国にもこうした豪快な漁師料理(っぽい)海鮮鍋もありますので、韓国行ったら肉ばかり食べてないで、偶にはコレも如何でありましょうか?

明日は「有害鳥獣・キョンのお肉」についてお届けする予定です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?