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10月9日(月)「有害鳥獣・ニホンカモシカ」

今日のソウルは晴れ。
最低気温は10℃前後、最高気温も20℃前後ですかね。日本よりも少々季節が進んでいるようです。日本もまぁまぁ気温低下はしているようではありますが。
自分が韓国入りしたのが10月5日でしたが、その前日辺りから急に寒くなっていたようです。
9月27日~本日迄の約2週間、豊田→岡山→境港(鳥取)→祝島(山口)→下関→博多→産山村(熊本)→熊本→椎葉村(宮崎)→都農→高鍋→都城→霧島(宮崎)→志布志(鹿児島)→鹿児島→博多→ソウル→襄陽(江原道)→ソウルと旅をしていて、10月2日以降noteでの更新をしておらず、大変失礼致しました。矢張り、旅に出ていて色々な意味でのinputが多いと、output作業をする時間も余裕も無くなってしまい、更新をサボってしまった、と言うコトです。ご容赦のほどを。さて、

9月30日の最後の更新は「有害鳥獣・タヌキ」でしたが、本日は「有害鳥獣・ニホンカモシカ」について書いて行きたいと思います(冒頭写真はコチラから拝借しました)。

ニホンカモシカ。
特別天然記念物のアレです。シカ等と言う名前が付いているけれども、この動物はウシの仲間なのであります。ウシ科の動物であるので、お肉の方が牛のように美味いらしく、恐らく過去に獲られ過ぎてしまったが為に棲息数が激減してしまい、1934年に天然記念物、1955年に特別天然記念物指定をされたようです。狩猟をしていれば、シカと間違って撃ってしまったり、くくり罠に掛かってしまったりするコトはあります。罠の場合には、罠を外してやって放獣すれば良いワケですが、誤射の場合には仕方が無いので、埋設処理等をせざるを得ないのだと思います。

ただ。
結構ドコの地域でも言われているのですが、カモシカの棲息数は可也増えて来ているようで、彼らが農作物や森林被害等の獣害を巻き起こしたりしているケースも多いようです。従い、地域によっては有害鳥獣指定し、駆除対象にしているトコロもあり、頭数を決めて捕獲しているケースもあるようです。
実際、この間「有害鳥獣・第2回命の授業サミット」でお会いした山里カフェMui清水潤子さんに拠れば、豊田の足助地区でもカモシカを有害鳥獣指定していて、捕獲しているのだそうです。ただ、捕獲したカモシカ肉については保健所認可の解体処理施設で解体・販売しても良い動物としての登録が為されていない為に、解体はするものの販売は出来ずに猟師仲間で食うしかないようです。

味の方はと言うと、美味い!と言う方が多いものの、一部はあまり美味くなかったと言われる方もいるようなので、処理の問題なのか個体の問題なのかは分かりませんが、賛否両論となっているようです。ネットで検索してみると、矢張り意外に淡白でクセもなくて美味いと言う意見の方が多いみたいです(ん?そのヒト達はどうやってカモシカ肉を入手したんだろう??)。

と言う動物がニホンカモシカですね。
もしも、カモシカの解体・販売が出来る許認可を受けた解体処理施設があれば、入手してお店でも出したいモノです(って、特別天然記念物の解体・販売許可なんてお役所がホントに下してくれるのかな?また、お店で出しても良いモノなのかな??ソコのトコロは更なる調査が必要でありますね。多分ムリだと思いますが)。

と言うことで本日はコレまで。
明日は「未利用魚・ヤリヒゲ」についてお届けしたいと思います。


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