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9月4日(月)「有害鳥獣・第2回 命の授業サミット」

今日の豊田は曇り時々雨。
最低気温は26℃、最高気温は35℃。
徐々に、ではありますが、最高気温はチョットずつ低下しつつあるし、早朝散歩での秋の虫の鳴き声が日に日にデカくなりつつあり、漸く夏から秋への移行が実感として感じられつつある今日この頃でありますかな。と言っても、今日は蒸し暑かったですが。
一昨日の2日からは二十四節気処暑の末項、七十二候の「禾乃登(こくものすなわちみのる)」(稲が実る時季)になってます。この辺では正に今がその時期であって、既に刈り取られている田んぼも数多く見られてます。しかし、「禾乃登」と書いて、どうやって「穀物即ち実る」と読めるんでしょうかねぇ(笑)。さて、

先週末は「有害鳥獣(番外編③)・モンゴルの羊の解体方法」についてお伝えしましたが、今日は先週の土曜日に参加した「有害鳥獣・第2回 命の授業サミット」について書いて行きたいと思います(冒頭ポスターはコチラから拝借しました)。

命の授業サミット。
狩猟をやっていて、且つ解体所や食肉販売等に従事をされている方の中には、小中学生やその他一般の方々を対象にして、有害鳥獣駆除やジビエ活用等を世の中に広めようとする一つの方法として「命の授業」をやっておられる方が結構おられるようであります。
子供たちに、日本に於ける獣害による畑や森林への悪影響、有害鳥獣駆除対象となった害獣がどれだけ廃棄されているのか等を、確りと伝えていくコトは非常に重要だと思いますので、コレらの取り組みをやっておられる方々にはアタマが下がる思いであります(勿論、ビジネス的な観点もあるとは思いますが)。

そんな中。
自分が狩猟をやってた頃(昨年10月迄海外駐在をしていた為に、猟銃の所持許可と狩猟免許は出国前に返納してしまったので(泣)、今は丸腰の一般のヒトです)、確か2018年頃に猟友の狩ガール(?)に連れられて埼玉の飯能にあった「猟師工房」を訪ねたのが原田さんとの最初の出会いでしたかね。確かその後も一度訪問して、猟隊でモツ担当をしていた為に(?)腸裂き専用のナイフ(Elk Ridge EP005OR)を買い求めたのが2度目の訪問でしたかね(やべ、既に記憶が曖昧…)。
その後、原田さんは千葉の君津へと移住されて廃校を利用した「猟師工房ランド」を開設、更に今年に入って「猟師工房ドライブイン」へと進化を続けておられます。
その主催者であり、今では「これから始める狩猟入門」や「週末猟師 ジビエ・地域貢献・起業 充実のハンターライフの始め方」の著者でもある原田さんが、昨年11月に上述の猟師工房ランドで「第1回 命の授業サミット」を開催、その2回目が今回地元豊田で「山里カフェmui」をやっておられる清水潤子さん主催で行われるコトとなった為、参加したのでありました。

当日は、「猟師工房ドライブイン」の原田さん以下関係者の方々、全国各地で解体処理施設を運営されている方、狩猟系著名YouTuber、各地の地域おこし協力隊関係者、大学教授など様々な分野から約30名、比較的濃ゆ~い方々が集まり、県議やら市議やらのご挨拶・愛知県に於ける豚熱について・清水さんによる小学校5年生を対象とした「命の授業」(とそれに係る質疑応答・議論)・各地代表によるトークセッションと充実した内容のサミットとなりました。
皆さん、様々な思いがあり、様々な取り組みをされていて、非常に興味深い会に参加させて貰えたと感じました。
自分としては、まずは居酒屋開業でその食材調達先としてのコネ作りと言う側面もありましたが、将来的には自分でも解体処理施設を持てたら良いとも妄想している為、今回の参加者の方々との意見交換は非常に有用なモノとなりました。

その後の懇親会では、出張シェフによる各種ジビエ料理食べ放題、この近くにあり先般お伝えした酒蔵蓬莱泉の各種日本酒・焼酎飲み放題(コレはクルマで来ていたので飲めなかったのが非常に残念でした(泣))と太っ腹なおもてなしもスバらしかったのですが、皆さんとの交流が楽しかったですねぇ。

第3回は奈良での開催予定とのことですが、コレへの参加はその開催時期と状況次第ですかねぇ。出来れば、都合付けて行きたいモノであります。

と言うことで、本日はこれまで。
明日は、「未利用魚・ガンゾウビラメ」についてお届け予定です。


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