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9月30日(土)「有害鳥獣・タヌキ」

今日の山口は晴れ。午後遅く博多入りしましたが、コチラは小雨。
最低気温は22℃、最高気温は29℃。
今日は祝島をたち、下関経由で博多に来ました。
一昨日からは二十四節気・秋分の次項、七十二候の「蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)」(虫が支度を始める時季)なのだそう。涼しくなってからは、虫もじゃんじゃん鳴いていて、秋っぽさが濃厚になって来てますね。ああ、今日で9月も終わりだ。時が経つのはホント速いですねぇ。
一昨日、昨日は色々と動いて多忙であったり、wifi環境が整っていなかったりして、更新出来ずに失礼致しました。さて、

この間の水曜日には「未利用魚・スミクイウオ」についてお伝えしましたが、今日は「有害鳥獣・タヌキ」について(冒頭写真はコチラから拝借致しました)。

タヌキ。
まぁ、コレは知らないヒトはいないですよね。イヌ科の動物でキツネと並ぶ日本の中型動物の二大巨頭(?)と言っても過言ではないのでしょう。ホントは、有害鳥獣的にはどうでも良いし(失礼)、食ってもあまり美味いと言う評判は聞かないので、ココで取り上げる必要もないかとは思ったものの、アナグマ→ハクビシンとムジナ系を続けて来たので、そのついでに(笑)。

タヌキについても、アナグマやハクビシン等と同様に、農作物を食い荒らしたり、家屋に棲み付いて糞尿被害や騒音被害なんかを撒き散らしたりするので、立派な害獣であり、有害鳥獣駆除対象にされています。
そのタヌキは夜行性でもあるし、人家に近いトコロに棲息していることもあり、アナグマやハクビシンと同様に銃猟では獲るコトは稀で、その殆どが箱罠かくくり罠ですね。

また、タヌキは昔からヒトとは身近な存在である為か何なのか、やれ「タヌキ寝入り」やら「化け狸」やら「タヌキおやじ」やらと、色々とタヌキ絡みのコトバが頻繁に使われていますね。どこか憎めないカンジがするのは、矢張りあの愛くるしい?けどチョット間抜けなカンジもある見てくれからなのでしょうかね。

で、そのお味の方ですが、全般的に言って評判は芳しくないのが殆どですねぇ。
その大半がケモノ臭い、と。自分も何度か食ったコトはあるのですが、あんまりその印象がないのは不思議です(臭いモノ耐性が強過ぎるのかな?…)。
ネットで色々と検索してみてみると、タヌキは雑食性なので食っているエサによって肉の味が変わる説、赤身部分はマトン的味わいだけれども脂に強烈な獣臭がある説、骨と共にじっくりと煮込めば食えないコトはない説、野菜とかと煮込めばそんなに不味い肉ではない説など、様々ですね。また、所謂「たぬき汁」には実はタヌキは使われておらず、おなじムジナ括りのアナグマ肉が使われているなんて説もあります。個人的には、シカやイノシシ等と同じように、締めたアトの処理(血抜き等)も大いに味に関係しているんじゃないかな?等とも考えています。
一度マジメに自分で料理して食ってみなきゃイケない食材ではありますね(あまり大きな期待は出来ないけれども)。

と言うことで、今週はおしまい。
来週もまだまだ旅を続けるので、更新しないかも知れません。
悪しからず、ご了承下さりませ。
良い週末をお過ごし下さりませ~!


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