10.第二の進路は?
誘ったらいいものの、何を話したらいいんだろう?お互いにそう思っていたようです。
共通点があった?
私の中で最も強力な共通点。それは年齢。なんと彼とは同い年でした。これにより一気に親近感が湧きました。当時の私は26〜7歳。にもかかわらず、そのクリニックでは上の立場で働いていた彼を見て、差を感じていたこともまた事実。
全体像がつながる?
2回目に飲みに行ったときのこと。彼が「体の見方を階段で例えると、我々は下の段から、塩多さんたちは上の段階から見ていく感じですよね」と。これは目から鱗。どう連携するのかなんて話が見えた気がしました。
さらに踏み込む?
そのときの理学療法士の勉強をすることに興味を持っていた私は、「下の段という意味では、歩きにも興味を持つようになっています」と伝えました。すると「いやいや、我々は姿勢、しかも寝た姿勢から見るんですよ」との返答。まだまだ掘れる下があったのか。目から鱗。
で、決定?
その世界を知りたい。そう思った私は理学療法士の資格を取ることを決めました。そのための専門学校探しもスタート。とは言え決して、理学療法士として働きたいわけではなく、その分野の勉強がしたかったのです。
まとめ
この決断がまた、私の人生を動かし始めたわけです。
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