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5.スポーツ現場に出るには?

現場にはニーズがある。現場に出たい人もいる。しかし何かがマッチングしない。どうやってマッチングするのでしょう?

待つしかない?

結論を言えば、その答えはイエスです。声優の大塚明夫さんの本に、声優は仕事を作ることができないと書かれておりました。それは我々の業界も同じ。自ら売り込むこともできますが、基本スタンスは待つことでしょう。

ただ待つのか?

そんなわけはありません。待っている間にも、自らの腕を磨き続けます。いざチャンスが巡ってきたときに、依頼者が満足する成果を出せなければ、このチャンスをものにすることはできませんので。

塩多の最初の現場は?

運良くも大学卒業のタイミングで、母校の高校が求人を出しました。スポーツクラスを立ち上げるため、専属で指導できる人間が欲しいとのこと。そんな契約が当時所属していたウイダーと僕の間で結ばれました。そこに私が行くことになったのです。

なぜ選ばれたのか?

自分で言うのもこっぱずかしいですが、私の実力を認めていただいたからです。今日の私は自分がどうしたいかよりも、和田さんの要求に追いつきたい思いでいっぱいでした。和田さんが示してくださる道が的確だったので、そこに乗っかって必死にやっているうちに実力が付いていたのです。

まとめ

「良いものを作っていれば売れる」なんて職人気質の私の人生がスタートしました。それだけでは足りないことは重々承知ですが、良いスタートを切れて今につながっています。

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