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「生きる」という「たとえ」
ベッドで寝ていると、すぐ側までおふくろがスタスタと歩いて来た。
部屋は真っ暗だが…なぜかその人物はおふくろだとハッキリ分かった。
私が横目で見ていると…彼女はバタン!と前のめりに倒れた。
「母さん!?母さん!!」
そう叫んだ私は、焦って自身の体を起こそうとするも…なぜか、金縛りにあったように動けない。
…そして…
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朝の8時頃、悪心と共に目を覚ました。とてつもない嫌悪感である。
久しぶりに悪夢を見たな…。まぁおふくろが死んでからというもの、彼女が出てくる夢は頻繁に見るのだけどね。
いつも通りコップ2杯ほどの水を飲み、プロテインとサプリメントを胃に流し込んで顔を洗う。
その後コーヒーを淹れ、PCの前に座って作業を開始する。
私はいつも通りだ。悪夢を見ようが、変わらない。
尤も…私自身が気付いていないだけ、かもしれないが。
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夢と現実世界は間違いなく連動している。そうでなくては「正夢」の説明がつかない。今思えば、ハッキリと覚えている「過去に見た夢たち」は全て、何かしらを予見したものだったように感じる。
例えば以前、私はタイにいる頃、地元の仲の良いベーシストと喧嘩?をしている夢を見た。他の記事でも書いた、とある牧場の主である。私よりも5,6歳ほど上の人だ。
喧嘩の内容はよくわからないが、彼が一方的に怒っている様子だった。
そして…彼は私の胸ぐらを掴んで、鬼の形相で私を睨んだ。
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…そうしているうち、目を覚ました。確かあれは、私が34,5歳くらいの頃だ。
私はその事実を彼にメッセージで伝えたが…あまり重要視していなかったように思う。
それから数年後、タイから帰国したのち、地元で彼と会って話をした。
その時、私は既に真理探求の道に目覚めており、その頃から錬金術や「イルミナティ」の意味、そして「ヒトの世が逆転の理の中にある事実」に気付いていた。
彼も彼で陰謀論にやたら詳しい人間だったが、所詮はその域を出ていなかった。
しかも特別に私が私なりの理論を展開してみせると、「そのくらい、もう知ってるよ」といった具合に、よく知らないクセにチンケなプライドを振りかざして来た。
話にならないと思った私は、彼に「あんたは何も知らない」と言わんばかりの事を言った。詳細は覚えていない。
ただ、喧嘩にまではならなかった。それでも彼はトランプ大統領がバーバリアン・イルミナティだからどーのこーの、Qアノンがどーのこーのと言い、「なぁマサヤン、宇宙の事なんてどうせ一生わからないし人生においても意味が無いんだから、もっと俺たちの生活に関わる事を考察した方が良いんじゃないか?」みたいな事を言って来た。
…その後、私は彼と縁を切った。
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私の中では完全な「ドリームキラー」だったのだ。付き合いも相当長く、以前は同じ目線で仲良く話が出来たが…「はぐれメタル」を倒しまくって来た私とはもう、全く話の合わない人間になっていた。私が田舎でいかにくすぶっていたのか…いかにこの地元・釧路って場所が呪われているのかを改めて理解する良いキッカケにもなった。
さらにその数年後…ご存知の通りワクチン騒動がおっ始まり、おふくろがこの世を去る事になる。
おふくろが死んだのは2022年の4月。
そして…その牧場主が死んだのも同年の4月だった。
彼が死んだ事実を知ったのは、おふくろの死後である。とある知人から聞かされ、本当にびっくりした。可愛い奥さんと子供三人、そして牧場の莫大な借金を遺し、彼は自分勝手に逝った。
私は線香を上げに、彼の牧場まで足を運んだ。
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手を合わせつつ…私は10年ほど前にタイで見た夢を思い出していた。
あれは、「これ」の暗示だったのか…?
でもそんなの…分からん。分かるはずがない。
その時、やはりこの世は…いや、宇宙全てが比喩表現で出来ているのだと思った。
この世で「現実」と定義されているものなど全て、「比喩」という名のまやかしに過ぎない。
今思えばあの時、「世界はフラットだ!」だの「イルミナティとは!?」だの「真の黒幕はあいつだ!」だの…そういった話で論争した事自体が、とんでもなく愚かな行為だった。
そして、その事実自体も…「何らかの事象の比喩」だったのかもしれない。
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全ては、フラクタル…か。
私が見て来たバンコクの美しい寺院たちも…経験して来た悪夢のような出来事も…クソッタレな詐欺師どもも…そして、彼やおふくろの死も…全てが「何かの比喩・暗示」ということ。
そんな超・遠回しな神のメッセージを読み解きつつ、今日も私は死んだ人たちの分まで生きる。
…「私の肉体」という「何かのたとえ」を駆使して。
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