好きに生きろ
最近、ジェイク・シマブクロの「Third Stream(←参考リンク)」をアコギでカヴァーしようと試みている。前からやってみたかったんだよね。
マイ・ヒーロー。稲妻のようなカッティング。マシンガンのような早弾き。「ハワイのジミヘン」は伊達じゃないぜ!
「誰かしらやってるだろう」と思ってたんだけど…誰もやってないんだな、これが。ギターの曲をウクレレでカヴァーされる事は多々あれど、なぜか逆のパターンは少ないようだ。
私は元々スパニッシュ・スケールに興味があったので、練習も兼ねていつかやってみたいと思っていた。
ウクレレの曲だが、アコギでやるとなるとどうなのか…
はい、激ムズ。まぁ分かっちゃいたけど…。そうか、だから誰もやらない(できない)のか…。元々フラメンコって死ぬほど難しいんだよね…。
ウクレレの弦は4本しかない。だからこそ、複雑なコード進行も難なくこなせる良さがある。これを弦6本の楽器でやるとなると、当然ながら単純に難易度は上がるわな…。
とはいえ、最近少しだけ光明が見えてきた。いつの日かきっと、形にしたい。もちろん、いいところだけ盗んで最後は私流にするのだ。
以前も言ったが、音楽シーンのみならず、あらゆるジャンルにおいて皆の「個性」ってやつが消失してきたように思う。それすなわち、「リップルの消失」。
この世の波が鎮まり、均一になった時…その時こそが、この「現世」の最期だ。私はイメージとして、そう捉えている。
もしそこのあなたが、本当に日本の将来を憂いているのであれば…やるべきなのは「陰謀を叫び、それを暴くこと」ではない。断言するが、それは無駄である。
国家権力に対し、物理的には何があっても敵わない。それはいわば「無謀の極地」だよ。
ん?…それこそが「正義」だって?
…ふむ。
「正義」ってやつを語る人に自信を持って申し上げるが、そんなものは存在しない。「まやかし」に過ぎず、それを一言で表すとしたら「ただの感情論」にすぎない。
この世のコンテンツは須く、「正義 VS 悪」で描かれている。アニメもゲームも音楽もドラマも映画も99%がそうだ。それを「マトモ」に受け止めてしまうくらいの安っぽい頭だとしたら、あなたは単なる勉強不足ってやつである。
じゃあ、今こそ何をすべきなのか。
「宇宙レベルでの進化」…この行程において、私たちができる事は何もない。但し…それはそのレベルまで俯瞰してしまえば、の話だ。
いつも「世界をもっと俯瞰せよ」と言ってきたが…時には「身の程を知る」事も大事だと思うね。
私たちは矮小な「人間」ってやつである。そして、だからこそ「自由」ってやつを錯覚しながら生きる事ができる。その「愚かさ」もまた、我々の特権なのだ。
…で、結局何が言いたいのかって?
好きに生きろって事だよ。
だってもう、それしか出来ないじゃないか。
「あなたにしか出来ない事」、「あなたにしか出せない音」ってのがあるんだよ。この世を憂うヒマがあったら、どうかそこに注力してほしい。
それこそが、この平坦な世を再び波立たせるエネルギーになるだろう。
さーて…今日も仕事なんてホドホドにして、ギターの練習でもするかね。
それもまた、今の私に「出来る事」なのだから。
もし私の研究に興味を持って頂けたなら、是非ともサポートをして頂けると嬉しいです。サポート分は当然、全て研究費用に回させて頂きます。必ず真理へと辿り着いて見せますので、どうか何卒、宜しくお願い致します。