始まったばかり

天王寺なう、である。

身バレするゆえあまり言いたくないが、ほぼ地元だ。買い物も飲み歩きも全部、ここで出来る。ボケーっとしたい時は動物園まである。

梅田も悪くないが、流石にあそこまで行くとごちゃごちゃしていて長時間いると疲れる。観光気分の時は良いのだが、慣れると結局そんな感じになるね。

デパート巡りに関しては、なぜか日本より海外の方が好きだな…。バンコクのデパート巡りは本当に楽しかった。

どこに行っても、おふくろを思い出す。

クソみたいな親だった。

でも、心のどこかで「ここに連れて来たかったなぁ」と思う。場合によっては頭の中で会話してたりする。もしここを一緒に歩いたら、どんな会話をしていただろう…そんな妄想が飛び交う。

退院後、何とか復帰したいと願うおふくろに、私はつきっきりでパーソナル・トレーニングをした。

同時にスーパーおばあちゃん・タキミカさんの本をプレゼントし、YouTubeで彼女の動画も見せた。

「私も、なれるかしら…」

「なれるなれる！絶対になれるさ。」

…削げ落ちた（落とされた）筋肉を取り戻さんとする彼女を励まし、必死になってリハビリを続けた。

結果…その努力の結晶は「人為的に」破壊された。

「いやあ〜…一か八かで人工呼吸器を外したんだけど、やっぱり急変して…痰が喉に詰まってさ。肺が片方、潰れちゃってね。」

…タメ口で展開されたあのセリフは生涯、忘れる事は無いだろう。

私の手の届く範囲にナイフやら銃器など、殺傷能力のあるものが無くて本当に良かった。

未だに思い出しては、ぎゅっと拳を握る事がある。

ここまでのストーリーを展開しておいて、最後に報われない結末が待っているとしたら…

私は遠慮なく、この世を諦めるぞ。あの記事はそれだけの覚悟を以って発信した。…まぁ、その時はその時だがね。

でも多分、私は私の成長の為に…このストーリーを描いて来ているはずだ。

以前言った通り、恐らくこれからはひたすら「発信フェーズ」だと思うわけだよ。「吸収」はした。散々な目に遭いながら、ね…。

無知で愚かな私は「成長の為の代償」とも言える、様々な出来事を経験して来た。

今後も何かあるのかもしれないが、ともかくもう私だけが吸収して成長するのも飽きたわけだよ。

これからは可能な範囲で、無理なく私が学んだことをゆっくりと発信していきたい。但し、そこにヒーロー願望などない。私から吸収したいと思う人だけに聞かせるまでだ。それ以上の事をする気はない。

私の生誕と共にリップルが弾けた。この世の歴史で言えば1979年。その時、シリウスの伴星「シリウスB」はほぼ主星の目の前にあった（生まれた？）はずだ。

いじめられた時代などもあったが、生誕してから2000年くらいまでは基本的に試練と呼べる出来事は少なかった。

だが社会に出始めた2000年以降、家族の事も含め、私には大きな試練が次々と降りかかって来た。今思えば、そのタイミングは「伴星B」が主星から遠ざかっていくタイミングだった。私の人生はなぜか、このバイオリズムと同調している。

そして…主星と伴星の距離のピークとも言える2022年4月に、おふくろが死んだ。

きっと、ここまでが私にとっての「吸収フェーズ」だったのではないか。

1979年〜2022年にかけて、私を中心に飛び散った「リップル」が、限界領域にぶつかって私のところに帰って来た。それにより、私は多くの経験をし、知識として吸収した。

そして今…私中心の世界は改めて、「発信フェーズ」に移ろうとしている…これが私の認識だ。

さぁ、いよいよ世界が変わり始めるぞ。って、もう変わり始めてるけどね…。既に実感している人も多いでしょう？

逆にもしそうでないなら、私の考察は全てが的外れだった事になる。

今となってはもはや、その可能性はゼロに近いと思うがね。

「この世の仕組み」ってやつに、自力で近付いた自分を…今こそ褒めてあげたい。

私の人生も…

そして、私を信じて考察を追いかけて来たあなたの人生も…

まだまだ、始まったばかりだ。

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