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グループ分け

大阪に来て、謎の体調不良が数回あった。

と言ってもまぁ…具合が悪いとまではいかず、普通にスポーツジムに通うくらい元気だったのだが。

ただ、いきなり結膜炎みたいになったり、副鼻腔炎になったり、そして昨今のようにマイコプラズマ肺炎の症状が出たり…

なんだこりゃ。まるで免疫が無いみたいじゃないか(笑)。どうやら私の体は、大阪の空気に対して免疫ゼロらしい。

田舎の人は都会に来ると、一通りの病気を体験するという。こうなりゃとことん、かかって来い!全部克服してくれるわ。

北海道では考えられないことである。食生活も変えてないところを見ると、やはり土地の影響が大きいように思う。

北海道の大地は綺麗だったな…空気は乾いているが、それでも真夏に40度を超えるクソ暑い大阪よりもはるかに快適だ。

もちろん冬は寒いが、寒さってのはある程度なら、服を着るだけで問題ないわけであり。

だが暑さばかりは…どうしようもないからね。そう考えると、都会の人たちが北海道に避暑に行く気持ちも分かる。

大阪や東京…日本の大都市でそこそこの経験をしてみたが…

未だ、言葉に出来ぬ違和感がある。

何せ、北海道に40年住んだ男だからね…何と言うか、まだ「異世界感」が拭えないのだ。

もちろん生活にも慣れた。どの電車がどこに行くのか、何がどこにあるのか…自分にとって必要最低限の範囲で、全て覚えた。

だが…なんと言うかね…

人間が、違う種類だ。

言うまでもなく、この世の植物たちにもいろいろな種類がある。

木々は個々で独立しているように見せかけ、実は地下でしっかりと繋がっている。

木だけではない。雑草やタンポポなどの花など…それらは私たちの知らないところで繋がり、独自のネットワークを構築しているのだ。

地上の顔だけ見ると、問題なくその環境に溶け込んでいる。が…密かに繋がっている…という関係。

それでもやはりヒノキはヒノキ、スギはスギ、タンポポはタンポポだ。

当たり前?そうだね。でも、これは人間にも言える事なんじゃないかな?

…と言いたいところだが、人間は個性が凄まじすぎる。なにせ皆んな、違うからね。日本だけ見ても、ざっと約1億3千万もの種類が存在している。

でもそれって…本当なんだろうか。本質的な捉え方ではないような気がする。

植物でもそれぞれのテリトリーを大切にしている。地下で密かな「会議」が行われていて、それぞれの領域で群生し合い、喧嘩する事なく「領土」を分かち合っているのだ。

ヒノキの群生、スギの群生、タンポポの群生…

ひょっとすると人間もこんな感じで、どこかで繋がりがあるものの、ある程度の「グループ分け」がされていたりしないのだろうか?そして、それぞれのグループには女王アリのような「統率役」が存在する…と。

この世は本質的にはワン・ワールド。全ては、ひとつ。

だが実際に日本と海外諸国は、まるで「別の星」と言えるくらい、全てが異なる。人々も性格などがまるで違うし、異星人と言っても差し支えない。

…これだ。この「違和感」。バンコクに初めて行った時、そしてそこの人々に触れた時の違和感が、この大阪でも感じられる。

この世の仕組みは、どうなっているのだ。

一生、分からないままなのだろうか。

いや…こうして「感じるチャンス」がある以上、そして何より数多のヒントがわざわざ自然にすら用意されている以上、可能性はあるはずだ。

…そんな事を考えながら、今日もクソ暑い真夏の大阪を歩く。

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