![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/92719025/rectangle_large_type_2_f61187d35d2507c99dd9657db46912a2.jpeg?width=1200)
分からない
他人に理解してもらえない心は確かに、ある。
それは皆が、抱えているものだ。
![](https://assets.st-note.com/img/1670305924342-WmL5t0W1Lw.jpg?width=1200)
私なりの人生における考え方。コロナやワクチンの捉え方。この宇宙の捉え方。母の死に際に押さえ込んだ気持ち…
これは誰にも理解出来まい。
出来てたまるか。
このまま、あの世とやらに持って行く。
そもそも、他人の気持ちを理解すること自体が不可能であるから、分かってもらえないのは、これらの限定的なものだけではない。
![](https://assets.st-note.com/img/1670306206563-fnFGGzELZi.jpg?width=1200)
私もあなたも、お互いがお互いの気持ちを理解しうるはずがない。
肝心なのは、理解しようとする姿勢なのだ、きっと。
何度も言うが、ヒトは他人の気持ちを理解出来ない。
だが、必死に理解しようとする。この行為は尊い。
![](https://assets.st-note.com/img/1670306247484-qQeHML5rCs.jpg?width=1200)
心を開いたペットもそうだ。飼い主の気持ちを理解しようと必死である。
「絆」とはきっと、心が繋がること…などではない。それは不可能なのだから。
正しくは、「お互いがお互いを理解しようとする関係」なのだと思う。
![](https://assets.st-note.com/img/1670306300632-oKw1gU0F7k.jpg?width=1200)
再三言うが、それは出来ない。本質的には。
でも、しようとする。
ヒトは愚かにも、その不可能にチャレンジし続ける。
実際、気持ちを解ろうと努めてくれる人を見ると、悪い気はしない。
これはきっと、世間では当たり前の事なのだろう。
だが私はね…これが全くと言って良いほど、出来ない。
![](https://assets.st-note.com/img/1670306405181-pv6LY9SMNo.jpg)
いい歳して、「相手の立場になって考える」なんぞ、した事ない。いや、ゼロではないだろう。だが、ほぼない。
なんと言うか…その時々の「空気読み」だけでやってきた。だから、その瞬間で、相手が何を言わんとしているのか、隠し事をしているかどうかなどが割とわかる。
でも、その人の事情だとか、社会的立場だとか…相手に指摘されるまで気付かない事も多い。
私の都合で話を進めてしまい、「今日仕事もあって忙しくて…」と言われて初めて「あ、そっか!」と気付くほどだ。鈍感もいいとこなのである。
どっかの誰かが「鈍感力」とか言ってたっけ。鈍感になれ、と。
![](https://assets.st-note.com/img/1670306503080-IxjWHzdAg8.jpg?width=1200)
それを言うと、私は超鈍感と言えるかもしれない。
自分のことには非常に敏感なのに、相手の事となると全くもって鈍感なのだ。
…これを「自分勝手」と言わずして何と言う。
そして私は、これからもこの性格を変えないだろう。
私は捨て台詞的によく「何も知らないくせに」とか、「お前に何がわかる」などと言う(どうでもいい相手限定)。
的を得た表現だと、勝手に思っていたりする。
![](https://assets.st-note.com/img/1670306584922-FVPlon8MxK.jpg?width=1200)
ところで、私はまともな恋愛ってやつが出来ない。
かといって、アドバイスなんぞをもらうのも嫌いだし、茶化されるのはもっと嫌いだったりする。カネのアドバイスはすんなり受けるくせに、ここはなぜかプライドを捨てられない。
とある女友達からこう言われたことがある。
「あんたはもう、『マサヤンさんが死ぬほど好き!』って向こうから言ってくれる人を探すしかないよ」、と。
![](https://assets.st-note.com/img/1670306640618-SBXWB2EEHr.jpg?width=1200)
でもそれって「探す」って言うのか?(笑)
結局、縁ってことになると思うんだが…。
困ったことに、寂しいとも思わないんだよ。だからこそ、前のめりになって恋愛しようとも思わないんだろうなぁ。
なぜ、理解出来ない者同士で一緒になりたがるのだ?そんなの、リスクでしかない。ストレスのトリガーでしかない。
![](https://assets.st-note.com/img/1670306741301-TNk211bJOp.jpg?width=1200)
それは私の両親が、私の目の前で証明してくれた。「理解し合える」なんて真っ赤な嘘で、まやかし。綺麗事。本質的には不可能だ。
私には、以前からずーーーっと感じてきた違和感がある。未だに、ある。
なぜ皆、異性と付き合うのだ?
なぜ皆、結婚するのだ?
なぜ皆、子供を欲しがるのだ?
そこにはリスクとデメリット以外何もない。
そう言うと色々なアドバイスが飛んでくる。私から言わせると、どれもこれもクソ喰らえだ。何も分かっちゃいない。
そう、私も…そして彼らも何も分かっちゃいないんだ。
相手のことも、世界のことも、そして自分のことすらも分からないのに…なぜ「パートナー」などを見つけて一緒になり、結婚して家庭とやらを持つ?
そこには本当に「純愛」などあるのか?
本当に「社会のレール」ってやつがないのか?
「ヒトは成長し、大人になったら結婚するもんだ」って決めつけが無いと言えるのか?
本当に、本当に、本当に自分の本能に従った結果なのか?
そう考えて行くと…私と周りはやはり、違いすぎる。
![](https://assets.st-note.com/img/1670306879524-5cjdVSG3J5.jpg?width=1200)
あぁ、この世はきっと、私が構築しているのだ。
私が、あえて私を成長させるための障害を発し、乗り越えようとしているのだ。
総じて…総じて、それで十分だ。
——そんな事を思いつつ、今日もカフェで一人、キーボードを打つ。
● YouTube【真理探求チャンネル】も宜しくお願い致します。
● メンバーシップ登録はこちらから→https://www.youtube.com/channel/UCwtASrHhXQrdouAWoig2jvg/join
● stand.fmの【真理探求ラジオ】も聴いてね!📻
もし私の研究に興味を持って頂けたなら、是非ともサポートをして頂けると嬉しいです。サポート分は当然、全て研究費用に回させて頂きます。必ず真理へと辿り着いて見せますので、どうか何卒、宜しくお願い致します。