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全てを捨て、全てを得る

人は前に進むと、後ろが見えなくなる。良い意味で。

私はもはや、今まで私を形成してきた「外的要因」が見えなくなった。もちろん、これも良い意味で、だ。

私の成長の障害だった「ドリームキラー」は、今年2023年で全て捨て去る事ができる…ということ。それほどまでに、私は遠くまで来た。

——つい最近、タイの知人がLINE通話で連絡をしてきた。それなりのコネクションがある…と見せかけて実はそうでもない。それなりのカネを持っている…と見せかけて実はそうでもない。…まぁ要は詐欺師だ。

話を聞いていて思ったが、まぁーーー自分の話しかしない。なぜ、こいつと仲良く出来た時代があったのか、謎なくらいだ。

私は恐らくここ最近で、普通ではあまり成し得ないほどの経験をした。だから心身にかかる負担も大きかったが、その分エスカレーター式に精神レベルも高まったように思う。

今となってはこの詐欺師も、私にとって取るに足らない存在だった。

話を聞いていて気分が悪くなったので、都合の良い嘘をついて早々に終話し、速やかにブロックした。これで2022年までの「垢」は全て落とした…と思う。

…その「垢」の中には、私の兄や親族も含まれている。

どいつもこいつも人を見下す。…くせに、いざこちらが成功すると嫉妬し、陰口を叩く。

頼むからもう、私と同じ空気を吸わないでくれ。

特に兄はキチガイもいいとこ。以前も書いたが、おふくろが倒れた際、静岡から北海道まで、何と車で来ようとした。

あからさまに来るのが面倒な雰囲気を見せたので、私が恫喝して「チケットくらい俺が買ってやるからさっさと来い!」と言うと、子供のように不貞腐れてやってきた。

そして…そのままおふくろが入院している病院に黙って行き、「もしも」の時の緊急連絡先を、なぜか私から奴へと書き換えた。

当然、そこには何のメリットもない。私に対しての単なる嫌がらせである。そもそも奴はおふくろの死に目すら見ず、次の日に早々、静岡に帰ったのだから。

予想以上に体がデカくなっていた私を見て、睨む私と目を合わさず、逃げるようにそそくさと退散した。

のくせ、女には手を出す。以前、子持ちの女性と一緒になったが、奴の暴力と借金の押し付けが原因で離婚した。

クズめ…救えない。

まさかお前と俺に、同じ血が流れているとは…。

私は以前から、あいつは人を殺しかねないサイコパス野郎だと思っていた。

そしてその血脈にこそ、原因があるとも思っていたのだ。

事実、おふくろが死んでから分かったが、私の両親の親族どもは本当にどいつもこいつも救えない奴らばかり。

もしかすると…私は潜在的に、その事実を感じ取っていたのかもしれない。

だから、どんなに不思議な力でこの田舎町に引き戻されようとも、何度も何度も親とは違う環境へと逃げ続けた。

そして親と違うタイプの人間関係を構築し、親と違う事を学び、親と違うものを食べ続けた。

結果、私は親とは違う人生観と運、そして体質を手に入れた。

「遺伝」など、ほんの僅かなものでしかない。決して、決定打にはならない。家庭環境にコンプレックスがある人は、それを是非とも知ってほしい。

そして…彼らが死んだ後は、どんなに恨んでいたとしても、心から赦してあげる事だ。ここが最も重要なポイントと言えるだろう。

……とある日、TwitterからDMが届いた。

私の兄は離婚する前、相手の連れ子とは別に、自分の血の繋がった娘を授かった。それがおふくろにとって、初めてにして最後の孫だった。

何とその子がYouTubeを通して私を知り、連絡を取ってきたのである。

「今度、彼氏のいる釧路に遊びに行きます。そちらさえ良ければ会えますか?」と言ってきた。

もちろん、断る理由などないし、会うことにした。

兄は最後におふくろを殴って家を出た。とにかく、女性に暴力を振るう。その時のおふくろは、頭から血を流していた。その現場には離婚前の嫁と連れ子、そしてこの子もいた。

確か、それからすぐに離婚したはずだ。その頃、この子は3歳くらいだったはず…。

今はもう、27歳になったらしい。月日が経つのは早いものだ。

当日、私がその子を迎えに行き、私の家まで車で送った。わざわざおふくろに手を合わせに来てくれたのだ。有難い。

その日はちょうど、親父はグループホームに行っており不在だった。おふくろへの挨拶が終わった後、私の部屋に招き入れ、少し語らうことにした。

話によると、彼女は軽い障がいを持っている。そこまで重度のものではないのだが、精神的な障がいで、人の話を落ち着いて聞けなかったり、一人で公共交通機関を利用するのが難しかったりするようだ。

そして…その中でさらに、彼女は告白してくれた。

幼稚園児の時、私の兄から性的虐待を受けた事を。

暴力を振るわれ、食欲の無い時に無理やり食事を強いられ、トイレに行くことも許されなかった。

さらに毎晩、まだ産まれて幾許も無い、血の繋がった彼女の体を性的に犯した。繰り返すが、まだ幼稚園児の頃に、だ。

…私は彼女に「辛い事のはずなのに、勇気を出して話してくれてありがとう」と言った。彼女は凛として、頷いた。私が言えた義理ではないのかもしれないが…どうか、幸せになってほしいと心から思う。

ショックかって?

いや…全く(笑)。

言ったじゃないか。「人も殺しかねないサイコパス野郎だと思っていた」と。どうやら、私の読み通りだったようだ。ショックどころか、弱みを握ってやったことで「しめしめ」としか思えん😏

そう語らいつつ、私と彼女は笑った。私だけではなく、彼女もまた、強かった。

時効?そうだな…法的にはそうなのかもしれない(どうなんでしょう?詳しい方、教えて頂けると嬉しいです)。

だが奴は今、のうのうと再婚している。

独立して解体屋なんぞをやっている。

そして何より…全コンテンツ計35,000人ほどのフォロワーを持つ、マサヤン=ケンヂというインフルエンサーに喧嘩を売った事実がある。

社会的に消えてもらう事など、たやすい。赤子の手をひねる様に…。

だがまぁ…今のところ、私から能動的に何かすることは無い。彼女がどうしても訴えたいってんなら話も変わるが…私に話をしてスッキリしたのか、どうやらその気も無いようだ。

いいねぇ、人の弱みを握るってのはさ(笑)。

私は何と言うか…やはりと言うべきか…最初から家族内に居場所なんぞ無かったんだなぁと、改めて思った。

おふくろも、この事実を知らないまま死んで良かったと思う。

しかし、親父にはあえてこの事を話した。私がこの環境で生まれ、育ったのは紛れもない事実なのだから…。せめてあんたには、死ぬまでその咎を背負ってもらう。

話すと、「あいつ、頭おかしいんじゃねぇのか…」と言った。

それに対し私は、「その頭のおかしい奴を産んで、育てたのはお前なんだよ」と返した。

…親父は何も、言い返して来なかった。

2023年、時代は変わる。

私は、「私」たる存在を形成した外的要因を全て捨て、蛹から蝶になる。今年はその「元年」になるだろう。

改めて、新生・マサヤン=ケンヂの爆誕である。

やれやれ…本当に面白い人生だよなぁ(笑)。

これ以上面白い展開が待ち受けているというなら…確かに生きる価値ってのは、あるのかもしれん。

見てみたいものだよ、これからの「私」を。

そして…このクソッタレな世の未来を。

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