それでも、やめなかった

今、地元のスターバックスにいる。

「ぼっち会議中」である。

「今年は大きく変化する」…と、私は色々なところで言ってきた。

だが、かといって黙っていても何も変わらない。この世はこの世のまま、なのだ。つまり、あの世ではない。

だからこそ、行動しないと始まらない。マサヤン＝ケンヂ、流動しろ！

大きく変化すると言っても…「意識的なところがより具現化する」などといった抽象的な表現をしようとも…行動が必須という「絶対法則」は変わらない（皆もそこは、勘違いしないように）。

祈っていても、何も変わらないのだ。

よって、今年を…そしてこれからをどう生きるか…この２、３日で真剣に考えてみることにした。

とはいえ…大きなことが出来るだけのカネがあるわけでもない。自身の影響力もたかだか知れている。社会に役立つスキルなんぞも、元々あったもんじゃない。

…社会に役立つ、か…。

私は発信する側に立ってからも、常に周りのことなど考えず、自分のことだけを考えて生きてきた。Twitterをメインとして考察していた時の私を知っている人なら、わかるだろう。

そもそも、周りの顔色を伺い、ご機嫌を取ろうとしていたら絶対に「ここ」に到達していなかった。

でも、いつしかフィールドをnote〜ラジオ、そしてYouTubeへと移り変えるにつれ…結局、「誰かのために役立つ情報発信」について、考えるようになっていった。

自己啓発やスピリチュアルなところも視野に入れ、発信し始めた。健康、ウェルネスに関しても、だ。しかし、いまいちパッとしない気がするのだよ。

思うに…私はある種、無理をしていたのかもしれない。

もちろん周りはどうでもいい…というわけでもない。

でも、ともかく私は自分流のことしかできないんだろうな…。

変に周りのご機嫌を取ろうとすると、間違いなくすっ転ぶ。これはどんな時もそうだった。バイトをしていた時も、いじめられていた中学校時代も、恋愛の時も、家族内でも…。

…おかしい話だ。自分を出すだけなのに…たったこれだけの事が、こんなにも難しいとは。

きっと私だけではないだろう。がんじがらめになって生きていかなければならない、この現代社会の真ん中にいる皆も、そう思いながら生きているのではないか。

私など、その社会の端っこにいる人間である。なら他よりも、自分を出していく上では有利だと言えるだろう。

自己分析、か…。

まだまだ、私は自分を俯瞰出来ていなかったのかもしれん。

まぁ…そりゃそうか。

あの時…死を覚悟したあの時。あの時初めて、己を「見た」ばかりなのだから…。

モンスターシティ・バンコク。その瞬間人口は東京をも軽く凌駕する。この街は全てを飲み込む。カネ、欲望、エロス、裏切り…私がここで経験した事は、とても語り尽くせない。

「己を見、己を知る」…その道で言えば、私はまだ駆け出しの初心者である。

どうやら、今年のセカンドテーマが決まった。私はもっと、私を知る必要がありそうだな。

まだまだ、私は爪を隠し持っている。私すら知らない爪を…。

社会に出てすぐ、「変わり者」の私は弾かれた。何をやっても、うまくいかなかった。時間が解決してくれると思った。でも、その時はとうとう来なかった。

ずっといじめられ、虐げられ、認められず、ただただ一人で…解決しない恐怖の中でもがいた。

不幸自慢かって？まさか。よしてくれ。

それでも私は、やめなかったんだよ。そんな自分を、心から誇りに思っているのさ。

誰に見せびらかすでもない。誰に勝つでもない。誰に認められたいわけでも、ない。

一生使うことのない武器を、磨き続けた。

たった一人で、ひたすら、ひたすら、ひたすら…。

そして今。

その武器を使う時が来た…のかもしれない。

私が出来る社会貢献は唯一。

それはズバリ、「背中を見せる」だ。

みんなも、負けるなよ。

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