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和解

振り返ると、2021年は激動の年だった。

だが…まさか2022年がそれ以上の超・激動の年になるとは。

このおふくろの死が私にどの様な影響を与えるのか…そんな事を毎日ずっと、考えている。

ここがある種のターニング・ポイントではないだろうか。

ここから運気が上昇していくのではないだろうか。

…主にそんな、楽観的な考えが浮かぶ。少なくとも、ネガティヴなイメージは無い。

親はとても大事だ。自分の中でも大きなパーツを占める存在だからね。

でも、例えば毒親的なところがあったなら、それを受け止めるのもまた難しい。

「親の事が死ぬほど嫌い」と言う人にいくら諭しても、きっと聞いてくれないだろう。それは、実際に私がそうだったので、痛いほどよく分かる。

なら…別にそれは、無理して受け止めなくても良いと思う。恐らく「親と和解する」って、そう言う事じゃないんだよ。

おふくろには確かに、生きていて欲しかった。心からそう思う。だからこそ、倒れた時には何度も涙したし、死ぬほど祈った。

だが…誤解されるかもしれないが、正直ホッとしている所もやっぱり大きい。

以前から何度も言っているが、彼女は家族…とりわけ、親父にかなりの迷惑をかけた。

私利私欲のためにカネを湯水の様に使い、結果として家を貧乏にした。

何度も浮気したし、今こうして大人になってから冷静に見ても、お世辞にも子育てが上手とは言えなかった。

そんなおふくろと半ば「無理やり和解しなきゃ」と、どこか頑張っていた部分もあるのかもしれない。

実際、最期の四ヶ月間は無理なく仲良く出来た。本当に奇跡の様なものだった。だからこそ、もっと生きてこの世を共有したかったという気持ちが残った。

だがそれも…残りの命が少なかったからこそ、出来た事なのだと思う。彼女は潜在的に、人生が残り少ない事に気付いていた。特に詳しくは書かないが、その予兆はあった。

残りの数ヶ月間、彼女は仏の様に穏やかだった。倒れる前はかなりトガった性格だったのだが…。「変わったなぁ」と思っていた矢先の出来事だったから…今思い返すと、そう言う事なのだと思う。

逆に言えばね…その最後の数ヶ月間を抜かして考えると、彼女との思い出にあんまりロクなものって、無いんですよ(笑)。

「可愛がってくれたなぁ」って思うが、それだけ。一緒にどこか旅行したでもない、何度も仲良くご飯や買い物に行ったでもない。私が「めんどくせぇ」と思いながら買い物に何度も付き合ってやったくらいだ。

「偲ぶ」方法ってのは色々あるが、メインとしては「思い出を拾う」事だと思うんだよ。それを思うと、実は感情移入出来る所は少ない。だからこそ、思った以上に立ち直るのも早かった。

無理して「出来ない事をしよう」とすれば、余計とらわれてしまう。別に親の全てを受け入れる必要は無いと思う。それも一つの「和解」なんじゃないかな。

まぁそれでも、彼女は彼女なりに、間違いなくこの家族を立て直そうとしていた…というよりは、「私に認められようと必死だった」…って感じかな。そこを理解してあげられた…というだけでも十分さ。

やれやれ…結局最後は何の準備も無く、突然逝っちゃうんだから。

最後の最後まで、俺に苦労かけてんじゃんか(笑)。後片付け、ぜーんぶ俺がやってるんだよ。

まぁ…別にいいんだけどさ。

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