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【週刊】ニュー・ビジネスダイジェスト #2 -バーチャルワールド/公共空間活用/投げ銭音楽業界 etc

どうもまさやんです。
今週も【新しいビジネスのトレンドやテクノロジー、海外の事例などのニュース】をまとめてダイジェストでご紹介していきます。

今週は大体毎日note300、ニュース350の記事をチェックしており、週5000近い記事の中から次の時代のビジネスを考える参考になるようなアイデアをご紹介。

情報キャッチアップの仕組み化についてはこちら

ゲームからのバーチャルワールドへの展開

今週はバーチャルワールドに関する記事が目につきました。
話題になっていたのが、渋谷区公認の「バーチャル渋谷」がオープンされるというニュース

バーチャルワールドについては2000年代後半second lifeの時代から色々なところがトライをしてきた領域です。
最近ではVRが一般的になってきたため、ますます現実味を帯びてきました。

バーチャルワールドは広まっていくと想定していますが、一方で広がり方はゲームから広がっていくだろうと予想しています。
こちらの記事は話題の「フォートナイト」「どうぶつの森」がいまや人々のサードプレイスになり、企業がそこにマーケティングチャンスを求めて活動をしているという記事。

すでに数億人のユーザーを抱えるオンラインゲームでは、その機能をゲーム外にも拡張させ、ゲーム内でライブやアート鑑賞が可能になっています。
実際、フォートナイトではユーザー数が3.5億人とアメリカの人口を超え、先日行われたフォートナイト上のライブは約1300万人の同時接続。
これは東京都の人口を超えます。リアルイベントでは考えられない人数。
マジ、半端ない。

ゲームからバーチャルワールドへの変化は0から立ち上げるバーチャルワールドがユーザーを集めるよりも圧倒的に早く、すぐに動画視聴やECなどもでてくるのではないかと期待しています。

ゲームがそのユーザー数を強みに、他業種の企業と連携をし始めていますので、すぐにバーチャルワールド化していくでしょう。

リアルエンタメ×投げ銭の可能性について

記事ではオンライン上の投げ銭について話していますが、日本には古くから”おひねり”があり、舞台が終わった役者に対して投げ銭をしていた文化があるため、リアルでのエンタメ領域においても投げ銭は可能性を感じているこの頃です。

僕は以前にJリーグチームとコラボして、そのチームがいいプレーをしたら、サポーターはスマホからいいね!を送れるというアプリに携わったことがありました。
当時はいいね!が限度でしたが、オンライン上での投げ銭が一般的になってきた現在では、いいプレーをした選手に応援の意味を込めて、投げ銭ができるような仕組みがありうるでしょう。
エキサイトするようなスポーツ業界において、新しいファン体験やビジネスの可能性を見いだせるのではないでしょうか?
特に少数でも熱狂的なファンがいる格闘技などは相性がいいのでは?

公共空間活用について

都市の公共空間活用が変化していくという記事です。

これまで日本では公共空間はイベントなど”賑やかし”のために特例として道路や公園などが活用されるケースが主でした。

一方で、海外都市の公共空間は路上マーケットなど生活生産品を購入するマーケットや飲食店の延長など地元の生活の場、商業の場という位置づけのよう。

コロナの影響で、地域の飲食店や商店が経済的な影響を受ける中、経済回復の施策として公共空間の活用により付加価値をつけるような、公共空間の活用を認めていく動きは増えていくでしょう。

また、観光資源としても計画的に公共空間を商業の場にすることで観光客を誘致できる可能性はあります。
高知では300年以上前から毎週日曜日に大通りを閉鎖して、日本一の街路市、日曜市というものがあります。
普段はなんの変哲もないただの道路なのですが、行政が運営し、計画的に大規模な路上マーケットにすることで、メディアにも観光名所として扱われ、僕が行ったときは高知で最も人が多いエリアとなっていました。

今回の記事にあわせてBID制度というものを知人からシェアしてもらったので紹介。

ちょっと昔の記事なので、現状がどうなっているかは調べる必要があります。2016年時点ではイギリスで200個以上、ニューヨークで72個のBIDがひしめきあい、海外ではこのBIDという仕組みが拡大しているようです。

BID制度という仕組みは地域の人々が活動費を払う法的義務を負い、プロのBIDチームが運営地域のエリアマネジメントを行うというもの。
地域の人々がコストを払っている以上、それは彼らにとって自分ごとであり、投資になります。この点が、市民参加のまちづくりと大きくことなるとことかと。

昔、仙台に住んでいたんですが、今の季節の定禅寺通りの風景は素晴らしく、もっとビジネス活用されれば、ユーザーの体験価値をあげられるだろうと思う次第です。

ノンアルコール市場の拡大可能性

そのうちちゃんと調査して記事を書きたいノンアルコール市場について。

僕はお酒は飲みますが、ノンアルコールビールが好きで、冷蔵庫に常備しています。

よくD2Cでジュースやハーブティなどを展開されている方と、ビジネス領域をノンアルコール市場にしたらどうかという話をしています。
ノンアルコールを飲む人は記事にあるように

レストランの店員に『単価の低い客』と見られることも多いが、そもそも払う気があったって、食事にふさわしくて単価の高いドリンクが存在しない

という状況が存在しています。
高級レストランでペアリングに耐えうるようなノンアルコールドリンクや、ウイスキーのように大人が楽しめるようなノンアルコールドリンクが出てくればもっと食文化が面白くなるはず。

また、ノンアルコールとするとジュースやハーブティで展開した場合に比べて単価があげられ、その分商品に投資することができます。
多様なノンアルコールドリンクが次々出てくれると嬉しいです。

このノンアルコールジンは500mで3000円くらい。
ジュースやお茶ではこの金額は出せません。

過去にスパイスをいくつも仕入れて、自前でノンアルコールジンを作ろうとしましたが、激まず水ができただけでした。誰か家庭でもできるレシピがあればください。

音楽業界のサークル的マーケットの台頭

コロナで影響を大きく受ける音楽業界の現状が2010年代のアメリカと重なるという記事
マスマーケティングが通用しづらくなってきており、SNS等での情報発信のハードルの低下した影響により無数のアーティストが台頭してくる。
ここまでは予想通りでした。
記事での発見は、音楽はお金にならなくても勝手に作っている人が無数に存在しており、彼らは無料でも喜んでネットに楽曲をアップする。

(1):売れる、儲かるといった経済的価値を度外視してできるコンテンツのオリジナリティーとコンテンツ力の強さ
(2):市場環境に影響を受けず(1)を継続できる、無数の「お金でやってない」コンテンツクリエイターの存在
(3):(1)と(2)の周りに形成される熱狂クリエイターと熱狂ファンでできるサークルの熱量と規模。
(4):透明性の高い、フラットな構造の環境でより高まる熱量。
(5):(4)が結果的に経済的価値を生み出し新興マーケットに発展する可能性

ということ。
個人が集まり、サークルとなって音楽活動をしていると、サークルがお金の循環を生み出していく。
日本のコミケみたいなサークル型のマーケット掲載が音楽の中心になっていく可能性を示唆しています。
もちろんそこにも課題があるものの、
①Youtube等で有名楽曲のカバーを出して話題とファンを作る
②オリジナル楽曲にファンを誘導する
③ライブ配信やイベントで影響力を拡大していく

といった音楽のプロモーションの仕方が一般的になり、サークル活動からヒットが誕生していく可能性。

SNSプラットフォームの最新事例と考察

アメリカでのSNSを活用した最新のプロモーション事例やSNSのトレンドについての記事です。
この記事は割とバズっていたので見たことのある人も多いかと思い、要点を引用でのご紹介にとどめたいと思いますが、SNSマーケティングされている方や、Z世代へのアプローチをしている方は必見です。

1. 5つの特徴の中からSNSサービスが生まれる
2. SNSが成長するに応じてユーザーのステータスを求める需要に応えるように機能設計などを行う
3. プラットフォームのユーザー数が多すぎるとステータスメディアへシフトする
4. ステータスメディアになると本音コンテンツや繋がりを求めて新しいSNSが立ち上がる
5. そのSNSはギャップを埋めながら、新しい世代へステータスを引き寄せる新プラットフォームとなる


今週の気になったニュースはこのあたり。
皆さんの琴線にふれるような情報がありましたか?

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ではではー

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