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事務所note:今度はアメリカのシグネチャー銀行が経営破綻

次々と、アメリカの銀行が揺らいでいますね。

昨夜のバイデン大統領の緊急声明もありました。

「シリコンバレー銀行破綻、シグネチャー銀行破綻、両方とも預金全額保護」ということが決定しました。

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名古屋と札幌で活動している、独立系ファイナンシャルプランナーのおさかべです。

私の自己紹介になります。

今回は「今度はアメリカのシグネチャー銀行が経営破綻」についてお話します。

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byおさかべ

依然として収まらない、連鎖倒産への不安

一昨日このコラムでも記事にしましたシリコンバレー銀行の破綻ですが、米財務省当局は昨日週が明ける前の段階で、預金を全額保護するとのことを発表しました。

米財務省

また、暗号資産に関連の濃いシグネチャー銀行も破綻し、これにも米財務省は、預金の全額保護を発表しました。

双方とも預金保険の金額を越えて全額というのは、財務当局の決意を表しています。

負の連鎖を止めるための迅速で力強い処置です。市場も動揺していることもあり、強い決意を処置として表明したのかもしれません。

今後、さらに実態が現れて来ることで、また、連鎖破綻が起きてくるかもしれず、近々の情勢には目が離せません。

byおさかべ

米識者の解説

この点について、ロイターの識者の解説記事が分かり易く核心を突いています。

byおさかべ

シリコンバレー銀預金保護:識者はこうみる

今後の動き

個人的には、シグネチャー銀行が暗号資産がらみであるので、今後、暗号資産関係からまた破綻が出るのか。

byおさかべ

そして、シリコンバレー銀行の件は、債券の下落に伴う信用不安でこれが続くのか、という点に注目しています。

さらには、目前に迫った22日のFOMCがどうなるかということで、ある程度この事態の深刻さがわかる可能性があります。

先週までは、0.5%の利上げシナリオでしたが、今回の信用不安を考えると、通常0.25%の利上げにする可能性があります。

利上げをすると、アメリカ国債の価値が下がり、債券の損失が増え、各金融機関の損失が増えます。

しかし、物価高への対策もまったなしなのでおそらく、0.25%の利上げが落としどころでしょう。

仮に、利上げ見送りの場合は、それはそれでリスクが高いです。

なぜなら、物価高が直撃し、国民生活へ打撃を与えることになります。

ここで、生活困窮者や企業倒産が増えると、米国市場の株価下落要因にもなります。

FRBとアメリカ財務省は、とても悩ましい状況に追い込まれていると言えます。

byおさかべ


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