事務所note:今度はアメリカのシグネチャー銀行が経営破綻
次々と、アメリカの銀行が揺らいでいますね。
昨夜のバイデン大統領の緊急声明もありました。
「シリコンバレー銀行破綻、シグネチャー銀行破綻、両方とも預金全額保護」ということが決定しました。
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名古屋と札幌で活動している、独立系ファイナンシャルプランナーのおさかべです。
私の自己紹介になります。
今回は「今度はアメリカのシグネチャー銀行が経営破綻」についてお話します。
依然として収まらない、連鎖倒産への不安
また、暗号資産に関連の濃いシグネチャー銀行も破綻し、これにも米財務省は、預金の全額保護を発表しました。
双方とも預金保険の金額を越えて全額というのは、財務当局の決意を表しています。
負の連鎖を止めるための迅速で力強い処置です。市場も動揺していることもあり、強い決意を処置として表明したのかもしれません。
米識者の解説
シリコンバレー銀預金保護:識者はこうみる
今後の動き
そして、シリコンバレー銀行の件は、債券の下落に伴う信用不安でこれが続くのか、という点に注目しています。
さらには、目前に迫った22日のFOMCがどうなるかということで、ある程度この事態の深刻さがわかる可能性があります。
先週までは、0.5%の利上げシナリオでしたが、今回の信用不安を考えると、通常0.25%の利上げにする可能性があります。
利上げをすると、アメリカ国債の価値が下がり、債券の損失が増え、各金融機関の損失が増えます。
しかし、物価高への対策もまったなしなのでおそらく、0.25%の利上げが落としどころでしょう。
仮に、利上げ見送りの場合は、それはそれでリスクが高いです。
なぜなら、物価高が直撃し、国民生活へ打撃を与えることになります。
ここで、生活困窮者や企業倒産が増えると、米国市場の株価下落要因にもなります。
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