【西荻窪イラストレーションスタジオ】〜イラストレーションに関する考え方の大前提131項目〜
西荻窪イラストレーションスタジオを西荻窪brewbooksにて開講しました。現在4月より休止中ですが、2017年に阿佐ヶ谷枡野書店で行っていました講座の基本的内容をあらためて有料noteのみ公開いたします。コメントやメッセージにて質問頂ければ出来る限り回答させて頂きます。
西荻窪を描いていますものも、以下の考えに基づいて描いております。
【参考資料】目黒雅也のイラストレーションに対する考え方
以下は私が安西水丸ゼミの学生時代以来20年間イラストレーションを続けたなかで現在大切なこととして考えているポイントです。これはイラストレーターによって異なる場合もあり、一概に誰もがあてはまるとは限りませんが、「西荻窪イラストレーションスタジオ」では疑問点や質問に対して中にはWEBでは公表できない具体例なども上げつつ考えをお伝えできればと思っています。
注意 以下は文面そのものでは真意がわからないようにしてあり、口頭での補足説明があることが前提です。また、これらは常に更新、追記又は修正されます。
2017年 5月30日
【イラストレーションの基本的な考え方】
●イラストレーションは人に伝えるための絵
●イラストレーションはルールに縛られないで自由に描ける
●古代文字や壁画からもイラストレーションを学べる
●「おしゃれ」はマンネリ化に繋がる
●「味わい」はうるさくならないように
●イラストレーションは上手さに感動させるのが目的ではない
●イラストレーションは想像の力を借りて完成するものがあっていい
●”アート性””抽象性”はイラストレーションから離れる場合がある
●イラストレーションは技術以上に観察力が大切
●同様に技術以上にアイデア(切り口)が大切
●同様に技術以上にコミュニケーションが大切
●イラストレーションはその時代を描いている部分も必要
●”まねる”ことから入っていい
●デッサンはあまり関係ない
【イラストレーションの描き方】
画材
●紙を選ぶ 紙はキメの細かさ、厚さ 水分吸収性、白の色味で選ぶ
●線を選ぶ 線は太さ、強さ、滑り、色、着彩との関係性 耐水性か水溶性か
●着彩をどうするか 色鉛筆 水彩 インク 顔彩 コンピュータなど
●紙との関わり 水張り ペラ ボード
●紙以外 木 プラスチック 金属類 その他
環境
●描きやすい部屋を作る
●描きやすい机を選ぶ
●描くときにかける音楽を選ぶ
●描く場所 家の外にもアイデア、スケッチを描く場所をつくる
モチーフ
●雑貨や素材を購入 コレクション
●画像(写真)を撮り溜める
●スケッチを描きためる
●本を買いためる
●線や色、文様、柄に特化した本を買う
●写真集
●好きな作家の画集
描くときの考え方
●モチーフの寸法にこだわりすぎない
●構図を工夫する
●画像の場合は自分の視点に置き換える
●思い切りの良さ 直感で描く
●線は速くならないように
●毎回新鮮な気持ちで描く
●明るい色から塗る
●手慣れた絵はつまらない
●モチーフを直視する (感覚として)斜めから見ない 斜めからみるとアートになり、閉じた世界観になる場合があるから
●線画を描く 線のみで
●音楽を描く
●食べ物を描く
●生き物を描く
●景色を描く
●植物を描く
●人間を描く
●イメージを描く
●モノを描く 大きなモノ 小さなモノ
●イラストレーションマップを描く
●描き文字を書く
●文章に絵を描く
●描き足りないより描きすぎの方が良くない
●沢山描きすぎれば”上手く見える”が本質としては埋没する
●1どう観るか 2どんな構図で描くか 3どんな線で描くか 4どんな色で塗るか
●実物を見て描くことにこだわる必要はない
●自分の得意なモチーフを持つ
●人間の顔から植物、景色、モノ、抽象まで同じ画風(世界観)で描く
●違うタッチで描く場合も同じ雰囲気をもたせる
●写真や記憶で描く
●描いた絵は全て良いと思えるくらいに集中する
●着彩は線を活かしも殺しもする
●構図で悩むこと
●輪郭線が絵のよさを決める
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【有料版】西荻窪(ディープな)おさんぽ物語
西荻窪界隈の話を中心に、イラストレーションのことも織り交ぜながら、さらに細かいお話をしていきます。
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