見出し画像

幸運な病のレシピ:野菜さんありがとう

キャベツを中心にした野菜マップ。季節によって変わるし、持ってきてくれるものも変わる。素材から料理をすることで、家族にとって一番の食卓が出来る。

医師や栄養士は野菜中心な土というが、美味しい料理は必ず野菜が入る。商品化された食事はコスト(売上)重視である。そのために、調理プロセスにおいて「水=細胞の内側にある代謝物(数十億と言われるタンパク質や脂質)の溶け込んだ水溶液」を大事にしていないのである。

それぞれの素材をどう調理するかよってとんでもない数の分岐が生まれる。素材は生き物である。食べる私っちも生き物だ。身体は常に変わり、求めるものも変わっていく。その中から自分を表現する方法を選び、味付けの決断をする。

一回一回の調理はまさに創作なのだ。身体というコロニーは「食べたものなり」の姿に変わる。

カップ麺が悪いわけではない。忙しくそれしか食べることが出来ない人生に直面している人もいるだろう(かつての僕のように)。

けどね、自分の人生はカップ麺よりもうチョット価値がある。

決して奇をてらった姿形が創作ではない。世の中の創作料理家にはうんざりだ(笑)。毎日の当たり前の食事、それがつつがない老後を迎えるための一歩一歩なのだ。毎日新しくなっていく家族というコロニーを守っていくのは食事なのだ。

かけがえのない時間を共に生きる家族を食事は守る。生命を大事にした食事とともに生きたい。食事は身体というコロニーに招かれ、ともに生きるのだ。食物連鎖と言われるが、輪廻転生という方が僕は好きだ。

画像3

キャベツを中心にした野菜マップ

このマップに「アクの強さ」が加わって色々な調理方法が選ばれる。

部分分分で加熱時間が変わるから鍋に入れる順で調整したほうがいいと思う。下茹では季節によって変わるような気がする。冬の大根と夏の大根は違った野菜のように風味が変わる。味を持っている野菜と吸う野菜、一緒にすると殺し合う野菜とハーモニーが生まれる取り合わせ、毎日練習していればいつか上手になる。

マニュアル(専門家の言葉)など信じないで、自分を信じ(たとえ一人になっても)家族を愛する気持ちを込めて料理を作り続けたい。

野菜マップ

2020/6/21 もっと上手に書ける人が多いと思うのだが、誰か書いて頂戴
レンコンは牛蒡と人参の間くらい、キュウリはトマトの大根側、カブは葉は小松菜の上で実はキャベツの右下、

画像2


厨房研究に使います。世界の人々の食事の価値を変えたいのです。