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土付きネギのススメ

やっぱ何と言っても、これが一番。ネギと鳥のソテーである。一年中ネギはあるが、この時期の土付きネギでなければこの味わいはでない。僕は大好きだ。乾燥仕掛けたネギの外は固く締まり、鳥の脂を吸ってこれでしか味わえない。

ネギの幹の部分(白い部分)は乾燥して皮を一剥きしないと使えない。昔は悪いものと思っていたが、フライパンでソテーにすると外が焼けて、味を吸う。中心の数巻きは柔らかく鳥の味を吸う。食べてるとネギの甘味が口に広がる。驚きの味である。

ザクザクとネギを刻む。足りなかったのでもう少し刻んだ。秋のネギとは違った美味しさがある。

まずはごま油でと襟肉をソテーする。蒸し焼きにすると柔らかい。

今日はヒレカツも作るので、鳥を焼いている間に肉を刻む。

火が通ったら、フライパンから上げる。鳥の脂がジクジク言っている所でネギのソテーを始める。

ネギに火が通ったら、鳥をも脅して味を整える。焼き鳥の2串分くらいでこれだけてばることが出来る。焼き鳥も恋しいが、土付きネギの美味しさも捨てがたい。

返す刀でヒレカツを揚げた。これは美味しいものである。

汁にも山程ネギの頭がはいる。この美味しさは比較になるものがない。今日は蕪菜と蕪にネギがどっさりのシャブシャブ肉である。

Sさんへのお裾分け。ヒレカツも揚げた。

葉の方は数日で食べるがよろしい。

#土付きネギ

厨房研究に使います。世界の人々の食事の価値を変えたいのです。