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格差の方程式:ベーシックインカムて糞だ

友人がゴールドカードだと言っていたのだが、なんか偉いのかねえ。

俺もそうだと言ったら、驚かれた。

事故起こさなきゃ誰でもなるだろうにと思っていたのだが、僕のはゴールド免許だった。

随分昔の話だが、憂鬱になるご時世である。

社会格差の話を考えているが、なかなか難しい。学者の論を見るが、格差の上の連中が喜びそうなことしか書いていない。

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「ベーシックインカム」に賛成する学者が多い、恐ろしいことだ。

そうは言っても、上手く論が立たなかった。

だって誰もがお金貰えるのだからいいじゃないか?年金もいらなくなる?

先日、消費税を財源にするべきだという事を言っている学者がいて、はたと気がついた。貧困な市民に「お恵みする金」は貧困な市民から巻き上げた金にするということだ。

ちょっと貧乏なやつからたくさん取ってもっと貧乏な奴らに恵ませるというのだ。会社の所有者は、どちらにしても、ものが売れれば預金残高は上がる。消費税は、給料から払われるから、企業にとっては節税になる。

社会保障費(年金の半分)は企業が半分負担していたが、これもいらなくしようとして派遣という「労働者階層」を作った。こないだも、派遣社員の人生には責任を持たなくていいと判決があった。

つまり「最低の時給ではたらきながら一生家賃を払う貧乏人」同士で互いに「食い合え」と言っているのだ。

次は自分の番だと思っていたほうがいい。大抵そうなるのだ。

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ベーシックインカムが助けようとするのは、家賃収入でリッチになっている連中やクレジットで毎月金をむしりとている連中、通信費を取りそこねないようにだ。

「最低の時給ではたらきながら一生家賃を払う貧乏人」が「人頭税」を払えなくなるのを防ぐためだ。

ベーシックインカムなどよりも、「人間らしい生活の出来る時給」を保証しろ。

そして格差は多重敵多層的にあらゆる所に存在する。

下請けにコストカットを強制するな。

最低賃金を高くすると中小企業が成立しないなどと馬鹿なことを学者はほざくが、そもそも下請け企業にしわ寄せして、自分たちは高収入ではないか。

下請けが最低賃金を払えるくらいの金額で仕入れればいいのだが、実際には、海外の競合会社の低価格と競わせる。

下請けの賃金をコントロールしているのは大企業なのだ。ビス1本まで精査してコストをカットしたなどと、大威張り大企業を見ていると腹が立つ。相見積とって下請けの労働者にサービス残業させて偉そうに何を言う。僕が働いていた工場では手取り15万、ベースアップ5000円/年35歳だぞ(笑)。自動車の部品作っていたのだが、自分の乗っている自動車に使われていると考えると腹がたった。おかげで、労働争議では楽しめたが......

大手会社って一番ひどいことをしている。この金額で納入できなかったら発注を切ると脅かし、下請けには時間外のサービス残業させて法の目をくぐり抜ける。中国の工場に発注して自殺者を出しながら知らん顔して携帯を売るアップルも最悪だ。

喜んでそんな物買いに並ぶ連中も僕は嫌いだ。ゴールドカード持ってるのかもしれない(笑)。オチがついた。

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僕は辛い、子供たちがこんな社会で苦しめられていくのを見るのが辛い。

芥川が書くように、かっぱのほうが遥かに賢い。


今日は娘の作ったモツ煮で一杯である。実に美味しくてい嬉しい。

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もつラーメンにしました(笑)。締めのラーメンはいらないかと思います。


神さま

「気分はもう戦争」大友克洋さん、矢作 俊彦さんの名場面

仕事は一段落した。もう随分美味しい酒を飲んでいない。神様も何も言わなくなって随分になる。モツには美味いが、悲しくなってきた。足りるかな。

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幸運な病のレシピ
厨房研究に使います。世界の人々の食事の価値を変えたいのです。