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2020年11月の記事一覧

格差の方程式:「ロンゲストヤード」の時代

どうしても上司に納得がいかない時、自分の生活を人質にされて忖度して生きなければならない。「うつ・統合失調症」だと診断され、「世の中がおかしい」と感じるのは「病気」だと薬を処方される。 精神病の診断と投薬は『奴隷を縛る首輪』なのだ。格差はいつの時代でも存在したが、今の時代ほど大きくなった時代はない。そして、上が格差を見せびらかしているから事は厄介だ。 長いものに巻かれれば楽だ。忖度して誰かの奴隷になるのを仕事と割り切るのもいいだろう。パワハラ・セクハラの現代だからこそ見ると

ショーンコネリー大好きでした。もう逝ってしまったのですね。 今考えるとロビンとマリアン以外は殆ど見ている。 元祖俺様スター。 彼のでている映画は安心してみることが出来た。 そういう映画が最近は少なくなったような気がする。

ゴールデンカムイ、デルス・ウザーラ、ダンスウイズウルブス、ダンシング・ヒーロー「異文化同士の出会い」

人はコミュニティの中でそれぞれに生まれ育ち死ぬ。そのコミュニティの中で当たり前と感じる「律」に従う。しかし、個の持つ欲望は常に「律」を破ろうとする。多くのドラマの根っこにはそれがある。 自分自身の「家族という揺りかご」は人を作る装置である。同時に「家族」は厳しく「個」の持つ「欲」を封じる。 僕の好む物語はその「律(ラング)」と「欲(パロール)」の間の葛藤である。そして、人にとっては全ての他人は異文化に属する。程度の差はあれ常に変わり続けることが強いられるのだ。 異文化と

ゴールデンカムイと出会った日

まいった、少し気になっていた映画があったのでネットで借りつ時に一緒にS1の1枚目をポチッとなしてしまったら、ツボに入った。 比類なき物語である。 アシㇼパかわいい、参った。食文化への造詣も深く、素晴らしい。 「アイヌ文化」というものがあるということを、大学の頃学んだ。数冊の書物を読んだだけであるが、とんでもない事が世の中にはあるのだなと感じた。 法律家になろうと思い、教師になろうと思い、自分が何になれるかもわからないままに様々な勉強した。大学というのはそういうところだ

バート・レイノルズさん大好き、そして忘れない。

「ラストムービースター」はどうしても見たい映画だった。だがちょっと怖かったところもあった。事前の評判が「セルフパロディ」とか言われて、なんか見ないほうがいいかなとも思ったのだ。その手の映画(セルフパロディと称される映画)はあまり嬉しい気持ちにならかなったからである。 杞憂であった。ボロ泣きである。そもそも、レイノルズさん大好きなのだ。彼の主演映画のロンゲストヤードは僕の生涯のベストの上位に入る(注)。 ちょっと気分転換にDVDショップ行ったら目に入ったのが運の尽きである。