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サウナの条件 微分派と積分派
人は幸福に対する構えとして、大きく二分されるといわれています。
それは、積分派と微分派。
微分派とは、ある2点のギャップの大きさをみて、幸福を感じること。例えば、会社で昇進したとか、試験に受かったとか。変化の大きさで幸せを感じるタイプですね。
一方の積分派は、これまでの長い年月を通じて得られた思いでとか人間関係とかじわっじわっと面積が大きくなっていくことに幸せを感じること。例えば、思い出とかは積分派が幸せを感じる源ですね。
これは特に良し悪しの問題ではなく、単なる流派の違いだと思います。
個人的には積分派ですが、微分派の気持ちもよくわかる。
ただ、自分の人生を考えた時ピークアウトの法則から死ぬ間際に幸せであってほしいと願うとおのずとそれまで時間をかけていられるのは積分派の方が有利な感じはします。
また、第二次世界大戦中から脈々とハーバード大学で受け継がれてきている幸福の条件を探す研究「グラントスタディー」でも3世代にわたって生涯で幸福を感じる最も大事な条件は近しい方々との良好な人間関係だといわれています。
さてさて、前置きが長くなりました。
ここからが本題です。
では、サウナで気持ち良さを感じるという視点で考えた時、あなたは微分派でしょうか?積分派でしょうか?
なんのこっちゃという方もいらっしゃると思いますので、定義を説明すると、サウナの微分派は、水風呂から外気浴に移動した直後の副交感神経優位の状態にも関わらずサウナから水風呂で一気にでてきたアドレナリンが残っている稀有な状態で気持ちよい状態が好きな方々。通称「ととのう」をこよなく愛する方々。
一方サウナの積分派は、ひたすら外気浴を延々と満喫する方々。副交感神経がドバドバ優位になっている状態で、時には寝落ちするかたも。
さて、自分はどちらの流派か、と問われれば、、、
こちらも私は実は積分派。外気浴をひたすら延々と楽しみたい派です。特に近所のトトノ椅子でごろんと横になって外気浴を楽しんでいると、本当に時々寝落ちしてしまう場合があり、、、それはそれで大変幸せな時間です。
もちろん、サウナ、水風呂、の直後のくらくらする多幸感を味わう微分派の気持ちもよくわかります。
やっぱり、時代は二刀流が流行りかもです。
私はサウナ界の大谷翔平を目指します!(笑)
(なんのこっちゃ・・・)
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