【めっくりんがぁの摂津物語】第8段・手応え
(初出:2010年8月2日)
☆青春をともに過ごせし先輩のタクトのもとで弾けるうれしさ☆
昨日も☆オケの練習。
本番指揮者の寺本 さんはご都合で出席できなかったので,
いわゆる「代振り」として来られたのが,
36th 中田 さん。
関東の一般大学に現役合格されながら,
途中で音楽の道に転身され,
現在はヨーロッパの方でも活躍されるプロの方である。
個人的には,私の一つ上の先輩で,
私の前任者,つまり第34代楽団長(オーケストラ部長)になる。
指揮台に立った中田 さんは,
現役高校生の頃のキャラクターそのままに,
いや,それ以上にパワーアップした姿で,
私たちの指導に当たってくださった。
(現役時代の中田さんの活躍をしのばせる
1991年のチャリコンのプログラムでは,
「中田ワールド~オケ部に懸けた日々」と題された
中田さん本人のエッセイが残されている。)
同じマーラー一番でも,
指揮者が代わると演奏も多少変わってくるので,
私のように臨機応変が利かない人間は,
なかなか苦労するのだが
(何せ前回シェヘラザードをするまで,
小笠原先生以外の指揮者を知らなかった私である),
昨日は,その不安が皆無であっただけでなく,
本番も上手く行きそうだ…と感じさせる手応えすらあった。
次回練習で,ぜひ 寺本 さんの前で
その成果をご披露したいものである。
(もっとも,反応が早い反面,
一週間で忘れてしまうのが,
☆クオリティ…だという説もあるが…(笑)。)
それにしても,中学高校時代を一番長く過ごした先輩と,
こういう形でご一緒できたのはとてもうれしいことだった。
中田 さんは,
本番では3楽章のコンバスソロを担当されるご予定である。
本番まであと2週間となった。
みなさまのご来場を,心からお待ち申し上げている。
(注:演奏会は,2010年8月15日に終了しています。)
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