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「サッカーは夢」配信まで11日【海外での影響】

僕たちがこのような活動をしたいという思考になった理由の一つとして海外に住み文化に触れたというのがあります。

僕は日本の日常ではあまり目にすることがないようなことをこの目で見てきました。

当たり前のように行われるスリや強盗、明日食べるものがなかったり家庭環境が悪くてチームの寮に来る選手、他にも沢山の日本とは異なった日常があります。あるとき仲の良いチームメイトと会話している時に「この前俺の家に空き巣に入られてその後お父さんが怒ってショットガン持って家の近く探し回ったけど見つけられなかったんだよね」という話を聞き、僕はその時既に感覚がなまっていたためか空き巣については何も思いませんでしたが、、、「ショットガン???ショットガン持ってるの?あのでっかいやつ?よくゲームに出てくるやつ?」と何度か聞き返すと「あぁ、護身用にね」って涼しい顔で言い返されました。

これはアルゼンチンでのエピソードですが、このようなことは、日本では味わえない感覚だなと思いました。

これだけだとなぜこのような活動をしたいと思ったのというエピソードですがこのようなことが起こる国で家族の温かみに触れる機会が多くありました。

僕は、当時寮では唯一の外国人だったため長期休暇に入ると寮に独りぼっちになってしまうことがありました。そんな時同じ寮の選手が俺の家来なよと言って迎え入れてくれました。

その家は、大家族でアルゼンチンの景気が悪かったこともありお金に余裕がありませんでした。そんな中僕を迎え入れてくれ、家族のように接してくれました。そしてお姉ちゃんの誕生日の日には盛大にパーティーをして「今月は節約しなきゃ」なんて冗談混じりに言い笑顔が絶えず本当に暖かい家族でした。

他にもお金をいっぱい持ってるわけでもないのにご飯をおごってくれたり、チームが財政難で寮で食べるものがない時にチームメイトたちが食材を寄付してくれたりなど数えきれないほどのエピソードがあります。

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言葉で表すのは難しいですが外国の人は懐が深い人が多いなと感じました。

僕はそのような経験を経て自然とこのような活動をしたいなと思えるようになっていったのかもしれません。

この活動を支援や応援してくださる方、ぜひシェアのほうよろしくお願いします。

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