「サッカーは夢」配信まで残り5日【これから正義の話をしよう】

**5日後に僕たちは毎月300円の有料マガジン「サッカーは夢」を配信します。

僕たちは経験などを生かして育成や世界のサッカー理論についての深掘りした記事を投稿していこうと思っています。
興味のある方は是非ご購入お願いします。**

今回は、思考力を鍛えるのに最適な本の紹介をしたいと思います。

今回お話しする本はこちらです。

この本の中に1人の人の命と引き換えに5人の人を救えるとしたらあなたはどうしますか？という問いがあります。

その例がこちら

トロッコが走ってるレール上に5人の人がいてレバーを引いて道を変えればその先のレール上に1人の人がいます。レバーを引けば1人の命と引き換えに5人の命を救えます。あなたならレバーを引きますか？

あなたはそれを客観的に見ているとしてそのレバーのところに人がいたら思わず「レバーを引いてくれ！」と思うと思います。

ですがそのレバーを引くのがあなたで見て見ぬふりもできる状況ならどうしますか？迷いが生まれると思います。

その状況は誰もレバーを引かなければ5人の人が死ぬべくして死ぬことになりますがレバーを引いて5人を救って1人を犠牲にすることは誰かが1人を殺すということになります。

法律的に人殺しとして逮捕されることだってあり得るとなった場合5人の命を救った人が逮捕されてしまう法律は正義ですか？

つまりこの状況での正義という答えはないということです。そして必ずしも法律が正義ではないということも言えます。

筆者はこんなことも言っています。

「多数決が常に正しいわけではない」

「幸せは平等に与えることはできない」

これを見たときに僕には今の日本が思い浮かびました。

今多くの批判を浴びている安倍首相は国民投票、つまり多数決で総理大臣になっています。その人を否定する人が多く存在するということは多数決が常に正しいわけじゃないということを主張していると思います。

そして国民全員に一律配布される10万円は平等に配っていることになりますが必要としている人もいればそれじゃ足りないと言う人もいて、必要ない人もいると思います。つまり平等に分け与えてもみんながみんな幸せになれるということではないということです。

ここで誤解して欲しくないことがあります。
僕は決して安倍首相や今の日本の政治について批判をしているわけではありません。僕は批判やネガティブな捉え方が嫌いです。安倍首相も政治家のみなさんも今の日本をどうにかしようと必死で考えているはずです。その人たちが考え抜いて出した正しいと思うことを僕は信じています。

批判をすることを悪いとは言いませんがそれをポジティブに変える必要があると思います。そして誹謗中傷をしている方が多く見受けられますがそれは間違っていると断言できます。

もっとみんなでポジティブな明るい未来を作ることに専念しましょう！

少し脱線してしまいましたが最後に、この筆者が言いたいことはなにか？

人にはそれぞれの価値観や主張があり答えのない問いにたいしてどれが1番正しいのかを考え自分なりの結論を出すことが正義への一歩だと語っています。

答えのない正義を追い求めるのも面白いかもしれませんね。

サッカーでは色々な選択肢の中でなにが正しいのかを瞬時に判断しなければいけません。

僕はなにより1人の人間として正しい判断を常に心がけています。

この本では他にも色々な例を取り上げているので気になる方は是非読んでみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

千葉真登

「サッカーは夢」（無料版）　　　　　　　

Kazuki Date / 伊達 和輝
1998年1月10日生まれ　神奈川県川崎市出身　14歳で単身スペイン・バルセロナに渡り、C.E.Europa下部組織へ入団。スペインに2半年間居住し、その間にICE Francesc Masià(現地スペイン公立中学校)卒業。
2013年にバルセロナ選抜U-16に選出される。
17歳でアルゼンチンへ渡り、C.A.Independiente下部組織へ移籍。アルゼンチンに2年間居住。
19歳でドイツへ渡り、現在はTSV München 1860 サテライトでプレー。ドイツ居住4年目。

Masatou Chiba / 千葉真登
1998年 3月14日 生まれ　神奈川県藤沢市出身　湘南ベルマーレジュニアでプレー。12歳で単身スペイン・バルセロナへ渡り、数々のチームでプレーした後、14歳の時にC.E.Sabadellからオファーされ、下部組織と契約。スペインに4年間居住後、16歳でアルゼンチンへ渡り、19歳の頃C.A.Temprleyとプロ契約。
サテライト時代にラウターロ・マルティネス(インテル)などの名選手と対戦。アルゼンチンに4年間居住。
現在はアルメニア2部FC Torpedo Yerevanでプレー。