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【World Tour 】マヨルカ島 day2 爆走サイクリング編

こんにちは!
masatoです
今回は引き続きマヨルカ島の観光day2です

1日目は比較的早くに寝たので6:30に起床
そのままホテルで朝食をとり自転車を借りに行くことに
今の時期は観光客が多いのでありとあらゆるところにレンタルサービスがある
取り敢えずホテルのフロントに電話をしてもらい自転車をピックアップ

料金は1日借りて12ユーロ
紛失などの保険は4ユーロでつけられたがここはあえてケチる
朝の9時前に借りてタイムリミットは19時

この時ほど自動車の免許を持っていればと嘆いたことは未だかつてない
なにせマヨルカ島、電車もないのでインフラは基本バス しかもこのバスが車で30分の距離を1時間を余裕で超えるくらい遅い
車がないと何も始まらないのである、、

出発!

9時 ホテルを出てパルマの方へ向かう事にした

自分のホテルからパルマまでは島の海岸に沿って行けば着くので地図には頼らずフィーリングで行く
パルマまで約12km
40分少しで行ける距離

途中に有数のビーチがあり海辺にカフェもチラチラ見える

そして気づいたことがこの島にいる人はよく運動して体を鍛えている人がかなり多い
ランニングをしている人が老若男女問わずいてドラゴンボールの亀仙人を彷彿させる見た目の老人がゴロゴロいる
もちろん若い男性も同様、日に焼けてガタイがかなり良い
散歩をしているだけでそういうところこらモチベーションが湧いてくる

また自分のホテルとパルマのちょうど真ん中に空港があるのでサイクリングの途中、頭上を飛行機が飛んでいく
それでも高度は十分にあるのだろうが飛行機を真下から見るとかなり迫力があった
この鉄の塊を飛ばそうと思った先人たちには脱帽

雲ひとつない空と青く澄んだ海を見て良い気持ちになって自転車を漕いでいたらもうあっという間にパルマである

また一つ気づいた事があるが、この島の気温は日中、30度を超える事が多々あるが空気がとても乾燥しているので汗をほとんどかかない
年中曇りのドイツから来ているので毎日雲ひとつない快晴はなかなかあり得ないこと
海風も心地よく暖かくかなり良い気持ち

パルマ着!

10時ごろにパルマ(パルマデマヨルカ)に到着
少し喉が渇いたので
カフェで休憩
オーダーはいつもと変わらずアイスラテ
ホームメイドのオレンジジュースもとても気になったがアイスラテに取り憑かれた男はなかなか抜け出せない

お店↓

Mocaro

カフェ内部
カフェ外観

カフェの周辺がかなり良い雰囲気
ベージュやオレンジの少しモロッコを思わせる建物が多い

周辺の様子

コーヒーを飲み終えて周辺をぶらぶらしていたらちょうど美術館があったので入ってみる事に、!

美術館外観(中庭)

入場料はたったの2ユーロだった

やはり芸術に携わる身としては美術館は見つけたら身体が吸い込まれていく

ここでは油絵が特に印象的だった
少しトリッピーな色合いだが少し遠くで見ると浮き上がってとても立体的に見える
しかし近づくとその絵の立体感はあまり感じず絵の具の使い方で浮き上がって見えるだと思った
近くで見ると自分でもできるんじゃないかと錯覚してしまいそうになるが、全体を見ると絶対に無理だと悟る
音楽家が常人に聞こえない音を聞き分けられるのと似て、もしかしたら画家は僕達には見えない色を見ていてそして自分で新たに色を作り出す事が出来るのかもしれない
そうじゃなければこの油絵を解説することは不可能である

美術館を出て気になった方向に歩いて行ったら
目的地のラ・アルムダイナ宮殿、パルマ大聖堂に着いていた

ラ・アルムダイナ宮殿

外観

概要

その名は城壁の外の要塞を意味する。
ラ・アルムダイナは、ハイメ2世、サンチョ1世そしてハイメ3世の統治下、マヨルカ独立王国の中心だったが、ペドロ4世の時代にアラゴン王国の手に渡ることになった。現在の城は、1281年に着工されたイスラム時代の要塞を改築したもの。建物は、王の館となっていた長方形の塔、女王の館、ティネルと呼ばれる広間、王室礼拝堂、複数の中庭で構成されています。内部では、多様なタペストリーと異なる歴史時代の調度品の装飾が特筆に値する。現在、現国王陛下により夏季の公式行事のための宮殿として使用されている。

内部

チケット代は7ユーロ
入り口で買って中へ入る


サボテン


美しい中庭からスタート
サボテンは何でこんなに可愛いの?

部屋からの景色
王宮内にある教会

中はクーラーが効いていてとても快適

帰り際に兵隊の行進を見れた

宮殿を出たらすぐ横にあるパルマ大聖堂に直行
正直、外観を見た時から気になりすぎてた
どっちが宮殿だか分からなくなるくらい外から見ると迫力がある

チケットはQRコードを読み込んでオンラインでも購入可能
人に話すと驚かれる事があるが僕は3年ヨーロッパにいて一回もSIMカードを入れてないのでネットがない
どこか旅行をするときはいつも機内モード 笑
おかげで何があっても最後はどうにかなる精神がついた

券売所を探す

チケットは10ユーロ

マヨルカ島、流石に観光シーズンなのでご飯もアクティビティも日本人からすると結構である、、
しかも今回は珍しくアジア人をほとんど見てない

どこに行っても大抵アジア人の集団はいるのだが今回は一組も見てない
少し耳をすませばドイツ語、フランス語、英語
スペイン語は逆にほとんど聞く事がない

俺浮いてるのか、、?

パルマ大聖堂(La seu)へ!

外観

概要
1229年にハイメ1世(ジョーム1世)がバレアレス諸島を征服した後、彼は現在のパルマデマヨルカ(マヨルカ)にあるムーア時代のモスクを、地中海を見下ろす壮大なカタロニアゴシック様式の大聖堂に改造し始めた。街の最も有名なランドマークである黄金の砂岩のファサードは、完成までに400年以上要した。20世紀初頭に行われた建築家アントニオ・ガウディによる改修もこの建物の魅力のひとつ。サンティシモ礼拝堂のミケル・バルセロの作品と同様、陶器の大壁、ステンドグラスや家具も注目。そして、パルマ・デ・マヨルカ大聖堂は塔に9つの鐘がある。その中でもその規模により特に目を引くのは、「ネロイ」と呼ばれる鐘であり、直径2m、重さ4,517kgある。

いざ入ってみると顎が地面につきそうになった、

美しすぎる、、

内部

フランス、Parisのサントシャペルを回想させるステンドグラス
しかもそれでいてとても大きい
ドイツ、ケルンのケルン大聖堂にも負け劣らない

天井、壁一面にあるステンドグラスから日光が差し込み教会内の地面に鮮やかな模様ができる
とても幻想的

周りに日本語を理解できる人がいないので
「ヤバいマジヤバい、ここヤバすぎる」
と永遠に独り言を言っていた、笑

まず教会の正面にある円形のステンドグラスが太陽の日を吸収して天井を彩る
教会のサイドにも絵が描かれたステンドグラスが無数にありそれぞれがとても美しい

正面にはライトアップされたキリストの箱舟(?)のようなものがあった
迫力満点


他にも金箔で装飾された豪華絢爛の装飾品やパイプオルガンもあった

ここは本当に心の底からお勧めできる

入った瞬間にパワーを感じたし思い込みかもしれないがその後も様々なインスピレーションが込み上がってきた


教会を出たあとはさらに西の方に進むことにした

途中、パルマの港でとてつもない大きさの豪華客船を2隻発見
世界を遊覧してたまたまここに泊まったのだろうか?
将来乗ってみたいものである

走りづつけていると水平線が見えるくらい開いた海を発見
そこどうやって入ったの?って思わせるような場所でも人々が釣りやスイミングを楽しんでいる

僕は泳げないのでそれはさすがにハードルが高い

勾配があるので上がったり降りたり
少ししんどくなってきた

アクエリアスと謎のアイスを発見
ヨーロッパでアクエリアスを見つけたのは初めて

ミネラル補給

コカコーラのロゴは探せなかったが多分日本とのと一緒(?)
謎のアイスは悪くはなかったが何味なのかはいまいちわからなかった

さらに自転車を飛ばすと今度は人がいるビーチを3個発見
ここで少し水に入ろうと思ったときサンダルを忘れたことに気づいた

ここまで来たので靴が砂まみれになることを覚悟して入水

1人で来ているので荷物は毎回、どこかの家族連れに頼んで置かせてもらってる

海を出てもう少し先に行こうと思ったが自転車のせいであまりにもサドルに当たっているお尻が痛いので少し手前で終わらせることにした
もうかれこれホテルからは20km以上は走っている


帰りも含めたらこれ以上自転車のサドルに跨っていれないので仕方ない

最後の目的地のビーチもとても綺麗だった

帰りは意外とスムーズに帰ってくることができた
最後の方はあまりにも痛かったので立ち漕ぎで

ホテルに帰ってきてシャワーを浴びてひと段落したあとしばらくしてまた散歩に出た

ホテル周辺には良い雰囲気のお家が沢山あるので何か参考にできることはないかなーと目を凝らす

広い庭やプールがある家を眺めていてお花にも目がいく
やはりある程度余裕があるとお花で遊びたくなるのだろうか
違う種類の植物が綺麗に管理されて家を華やかにしている
家やインテリア以外にもお花で家の雰囲気はかなり変わることに気づいた
お花の輸入ビジネスにも興味が湧く

そんなこんなで散歩してたら脚が大木くらい重くなったのでホテルに帰った

横になった瞬間にもうHPが0になったことを体で感じた

2日目もパルマの自然の豊かさを肌で感じることができた
大満足

旅は続く

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