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1年に想いを馳せると

1月4日は箱根駅伝が終わっても、さまざまな記事や選手たちがツイッターやメディアで発する言葉とともにあれこれと振り返ることができる。

その中でも僕は青山学院大学長距離ブロックのツイッターに投稿された動画を見て感動した。

たった2分ほどの動画だけど、あの大手町のフィニッシュ地点に鈴木塁人が2位でゴールするまでに彼らがどんな1年間を送ってきたのだろうかと想いを馳せるとぼろぼろ涙がこぼれた。

それは青山学院大学だけではなく、初優勝を飾った東海大学も3位になった東洋大学も含めて23チームそれぞれがこの箱根駅伝という舞台に立つまでにどれだけの想いと時間を尽くしてきたのか。

そんなことを想像すると長距離、そして駅伝というスポーツは競技を越えてストーリーであり、ドラマになる。

東海大学の三上くん(前回1区、今回はエントリーから外れる)が秋にチーム全体に問いかけたという「なんのために陸上やってんの!」という言葉。

両角監督が選手に言った「走ることが得意だから東海大学に来たんだろう?走ることが得意なのは君たちの宝物だから大事にしなさい。」という言葉。

青山学院の原監督が鈴木塁人にラスト1kmでかけた「勝っても負けてもお前たちはお前たちだ。これが青学。最後は笑顔でゴールしよう。」という言葉。

どこまでも「東洋らしさ」を追い求めた酒井監督の姿勢。

勝ち負けを越えた人としての成長、ストーリーがそこにはある。

ある人が感動とはかけた時間と熱量のことだと言っていた。

本当にその通りだと学ばさせられた。

人生において泣くほど本気になって熱量と時間を積み重ねるということは貴重だと思う。

ついついやらない理由を探して言い訳したり、他人のことを斜に構えて見てしまう凡人の僕たちだけどさ、やっぱそういうのってダサいと思う。

僕はいろんな経験をして、努力をしてその舞台に立っていることを思えば、それだけで価値があると思う。

だからといってはなんだけど、僕はそんなみんなをリスペクトしたいし、箱根を走った彼らのようにストーリーを積み重ねた先に感動し合えるような努力をしたい。

そんなことを彼らの走る姿、この舞台に立つまでのストーリーを見て思った。

いよいよ今年も始まりますね。


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