いいか、人生は長い。【週報：7月20日〜7月26日】

早いものでこの週報も4本目…！そして気づけば7月も終わりを迎えようとしています。

仙台はまだまだ雨が降り続きぐずついた日々ですが、今週も振り返っていきます。

7月20日（月）

週末、実家や親戚の家に行ってきた。実家にいた頃、家族といることや時々親戚が来ることが嫌だった。自分の人生に対しての意思決定を先延ばしにしている罪悪感と問われてもはっきりと答えられない感覚があいまって、もうこれ以上突っ込まないでくれ……と思っていた。休学して東京に出ると同時に距離感は一気に広がった。東京にいる間は実家に2回しか帰らなかったし、親戚にも会わなかった。価値観のずれが広がっていき、もしかしたらもうまともに会うことがないだろうとも思っていた。週末会った時に、東京から戻ってきての現在地や今困っていることなどなどいろいろ話したら、できることなら全然協力するよと助けてくれた。自分の心を閉ざして遠ざかっていたけど、実は応援されていたんだな…と実感すると同時に、応援されているからこそ自分がもっとしっかりしていかないといけない、自分の人生を歩んでいかなければいけないと感じた。

7月21日（火）

以前お世話になっていた方とzoomで話した。これからのキャリアや就活について。いろいろと選択肢を聞いた時に、もう少し自分の中でのカードを増やしたいなと思った。決断することから逃げていると思われるかもしれないけど、もう少し自分の未来像やありたい姿を理解した上で思考の枠の外にあるものも含めて取っていきたい。これまで目の前のものを取ってきたけど、もっと自分のことも外のことも知っていきたい。

7月22日（水）

映画館で「風の谷のナウシカ」を観た。あるYouTubeの動画でナウシカは2時間ひたすらこの世の社会問題を見せられ続ける、それぞれの国の人、立場の人が（風の谷の人々とて）正義のもとに憎しみ合い武力で戦いあう。根本的には何も解決しないという話をしてて、改めて観たら本当にそうだった。「動き出してしまったんだから止められない。なら、どうしろというんだ。」とどの人物も言う。この世の中の動きは誰も止められないけど、ナウシカ対誰かの1対1の関係性になった時、唯一希望が見えるとその動画では言ってて、これは紛れもなく僕らにも言えることだ。

7月23日（木）

午後は大学の語学の授業があった。少し前まで顔を出して90分授業を受けるのが苦痛だったけど、最近はだいぶ楽になってきた。夕方、3年ぶりくらいに会う方とお話しした。今の状況や自分のやりたいこと、Runtripで学んだことを全然言葉に出せなかった。本当にこの1年の間で変わったのだろうかという疑念にひっかかり、心にグサリと刺さった。本当は「変わったんです。」と自信をもって反論したかった。

7月24日（金）

昨日言われたことをいろいろと考えてしまう一方で、体調を崩した時に上司が言っていたことを思い出した。上司は僕に「いいか、人生は長い。」と言ってくれた。たとえ今言葉が出なくても、出せなくてもそれは僕の現在地でしかない。高校時代、17分台でしか走れなかった自分が一生それではなかった（それは復帰してタイムが上がったこと、あの経験も今を支える原体験になった）ように。

風が強く吹いているでも灰二が走に言ってたじゃないか。「過去の評判が走るんじゃない。今の君が走るんだ。もっと強くなれ」って。

今日は久しぶりに走った。30分ジョグ（6.31km, 4'45"/km）。

7月25日（土）

昼にアウトレットのナイキに行ってナイキフリーのファーストカラーを4,200円で買えた。新しいスニーカーが欲しくて数日前から仙台の街中の靴屋さんに入ってスニーカーを眺めていたのだが、ピンと来るものに出会えず仙台港のアウトレットのナイキショップに行った。厳密には“スニーカー”ではなかったけど、普段履きできるシューズだし、前からおしゃれな色だな…と思っていたので4,200円で手に入れられて嬉しみが深い。ペガサスシリーズが走るのが楽しくなるシューズだとしたら、ナイキフリーは散歩が楽しくなるシューズかもしれない。夕方にエアアドバイザーの西原さんと週1の雑談。「木幡さん、顔色よくなってチャラさが戻ってきましたねえ。」と一言。どうやら僕のバロメーターはチャラさらしい…（？）。

ランニングは今日も30分ジョグ（6.42km, 4'40"/km）。

7月26日（日）

午前中にnoteもくもく会をやった。書こうとしていたnoteはあまりにも沼すぎるテーマで主催者の僕が2時間で完成しなさそうだ…。参加してくれた一人がカツセマサヒコさんの「明け方の若者たち」の感想noteを書いてくれた。

noteもくもく会のあと、僕も先週読んだので彼とこの本の話で盛り上がった。この小説の中で語られる人生のマジックアワーを実際に今生きている僕たちはこの時間をどう使っていくのか。長い人生の中で振り返った時、僕の“人生のマジックアワー”はどう見えるのだろう。また、どう見えるようになりたいのか。