東京生活、357日目に思うこと
この1年、東京でお世話になった人たちと走りたい。そして、お礼をしたい。
そんな想いから1ヶ月前に突如企画を始めた“Last 1K Time Trial”と“マサトの1年報告会”。
君が仙台に帰ってからの財産になる
きっかけはある人から言われた「きっとこれは、君が仙台に帰ってからの財産になるよ」という言葉。仙台に帰るこれからのことについて考えていて、2月の半ば、これからのキャリアについて相談をしました。そうすると「まずは東京を発つ前にランニングイベントをやったら良いんじゃないかな。きっとこれは、君が仙台に帰ってからの財産になるよ」と。
たしかに、この1年インターンをしてきたけど、自分発信でランイベントを行ったのはゼロでした(たぶん)。たしかに、大きなことを語る前に小さな一歩だ…と思い、やってみることにしましたが「何をやればいいんだ……」と思いつかず。
しばらく悩んだある日、友人に「3月に1000mTTをやりたいんだけどさー」とこぼした自分に「それだ!!!」と刺さりました。それをイベントにしたらいいじゃないか!と。
とはいえ、この1ヶ月間「不安要素」しかありませんでした。まず「この1年で一緒に走る最後の1km」というコンセプトは決まったものの、かなりドMな企画……。
想いはありつつ本当に集まるのだろうか…と想いながらいろんな方にお誘いを送っていました。
とはいえ、蓋を開けてみれば10名以上の方に参加していただきました。この1年、走るということを通じていろんな方に出会い、一方で走ることに対して悩んでもきました。
僕はこの1年ランナーとしてたくさんの経験をしました。自己ベストを出したり、立ち止まって悩んだり、最後は大会に出られなかったり。そんなことを経て「やっぱり、全力で走る自分が好きだ」と気づきました。この企画を考えた時、全力で走る時間を共有することがこの1年僕が感じたことを伝えられる場になるんじゃないかと思いました。(Last 1K TT イベントページより)
シリアスに走るということが「タイムに縛られて走る」というイメージに結びつきやすい(実際にはタイムを狙わずにはいられないのですが…w)一方で、全力で走ることの自由さ、尊さがあることも事実だと思います。
苦し楽しい1km “Last 1K Time Trial”
▲運営のきょうちゃんが作ってくれました。完成度高い…。
結果的に、僕は「全力で1kmを走る」という同じ時間を共有できてとても楽しかったです。
ちなみに、僕は2分45秒を目標に走り、結果は2分54秒。まだまだ練習不足です…。この借りは仙台で返します。
後日、参加された方から「苦し楽しかった。こんなにキツいのかって思ったけど、参加できてよかったよ。」と言ってもらえて、本当にやってよかったなあと思いました。また、事前の参加フォームでもいただいていたのですが、「マサトの本気の走りを見てみたい」という声もあり、たしかによく会っているけど、自分のレースでの走りは見せたことがない人が多かったです。この1年の最後に、ベストタイム…とはいきませんでしたが、3分を切る本気のスピードで走る姿を見せられてよかったです。
マサトの1年報告会「悩んで、走って、見つけたこと。」
マサトの1年報告会では「悩んで、走って、見つけたこと。」というタイトルで、この1年の悩んだことや行動して決意したことを話しました。
TTの集合30分前まで自宅でプレゼンを作り、TT終了後も報告会会場で作る…という怒涛ぶり。実は、自分が司会をやるイベントが久しぶりすぎて本番前は(ああ、なんでイベント企画しちゃったんだろう……)と絶望していたことは内緒です……。
当日は30人弱の方に集まっていただき、この1年で本当に様々なところで人に出会い、そして支えられてきたんだな…と感慨深い思いでした。
普段会っている人たちでも、Runtripでのインターンを始めるまでのこと、東京に来てから最初の頃の話などあまり知られていないことが多々あります。だからこそ、この1年の最後にすべてを語れてよかったです。
この1年での気づき、学びはいろいろとありますが、僕のこの1年で最も変わったことは「自分が自然にいられるようになったこと」だと思います。仙台にいる頃は、もっと周りの目が怖かったです。否定されるんじゃないか、批判されて自分が傷つくんじゃないか…とを恐れていました。
東京にいるこの1年間で、いろいろな人と出会い、いろんな経験をして「ああ、自分は自然にいても大丈夫なんだな。周りの人たちは応援してくれるんだな」ということを学びました。
自分でいうのもなんですが、よく周りの人から「僕の周りには素敵な人が集まるよね」と言われます。今まで気づかなかったけど、それは一種の才能なのかもしれません。
仙台に帰っても、ランニングを通して仙台、そして東北を盛り上げていきたいです。
今回の報告会で思ったことは「これでお別れというより“これがきっかけに過ぎない”ということ」。
仙台と東京は近いです。仙台で僕がどんなアクションを起こしていくか、見てて欲しいです。僕はこの1年前の自分に「こんなにも人に出会えたよ」と言ったら驚くと思います。素敵な出会いがあって、いろんな人に支えられたことを実感した1年でした。
本当に、東京に来てよかったです。
3月21日、東京生活357日目。
あともう少しで仙台に戻りますが、これからもよろしくお願いします。
Special Thanks
本当に昨日は参加していただいてありがとうございました。また、この1ヶ月で形にできたのは運営のくっしーときょうちゃん、当日手伝ってくれたみこちゃんや撮影してくれた石丸くんの力がなければ形にはなりませんでした。
一番大事なことを書き忘れていました。今回、報告会の会場 The Fleming Houseを使わせてもらったのは、大学1年の時からの友人・原田優香との縁があってこそ。本当にあの場が作れたのは、ゆかさんがあの場を提供してくれたこと、美味しい料理を作ってくれたから。本当にありがとう!
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