今週(3/13~3/17)のイベントチェックと相場戦略(無料記事)
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■ イベント確認と投資戦略(3/13~3/17)
▪インフレ対策はCPIの結果が鍵!
今週は14日㈫に米2月CPIの発表がある。
15日(水)には米2月小売売上高、米2月PPIもあるが、一番大きなイベントは米2月CPIだと考える。
先月発表ではCPI、PPI、PMI、PCE、失業保険件数の減少、住宅販売件数など、景気が強いことを示す数字が揃い、なおかつ、現在の失業率はここ50年でも過去最低水準である。
平均時給も上昇を継続している。
インフレが落ち着くわけがない、という市場の雰囲気が蔓延していると考える。
しかし、ここにきて、利上げ効果が出てきたと思われるのが、シリコンバレーバンク(SVB)の破綻ニュースだろう。
▪シリコンバレーバンク(SVB)破綻ニュースの影響
シリコンバレーバンク(SVB)の倒産は、ワシントンミューチュアルに次いで米銀の倒産としては史上2番目に大きなものとなった。
原因は顧客が偏りすぎていたこと、と言われており、シリコンバレーのスタートアップ企業が顧客の多くを占めていたことで、預金がどんどん逃げ出し、資金調達する間もなく潰れたということ。
資産規模でアメリカで16番目に大きな銀行の破綻は、他の金融機関の株価暴落も伴った。
そして、米金利も急降下した。
Twitterのトレンドなどでも、「リーマンショックの再来」をイメージするツイートが多くなった。
しかし、今回のSVBの破綻はリーマンショックの時の内容とは異なり、SVBの資金繰り管理の問題である可能性が高く、FDIC(連邦預金保険公社)が既に引き継いでいる。
懸念点は他行にも同じような状況で破綻する銀行が出てくること。
これを踏まえてポジションを考えていきたい。
・海外スケジュール
14日(火)のCPIが最大注目。
・日本
-売り圧の強い週
先週は大きな売りの週であったことがわかる。
-ラスト黒田にサプライズ無し。
注目された最後の黒田総裁会見にはサプライズはなかった。
先週の相場戦略では
「異次元緩和継続であれば、銀行株はやはりそこが押し目になると考える。」
と書いたが、これは少し考えを変える。
(参考)
諸外国が利上げする中、日本は利上げしないのか?という日本人らしい同調圧力で利上げ観測がされていたが、今回のSVB破綻騒ぎは、アメリカも利上げできないのでは?という観測を呼んだと考える。それが上述した金利の急落である。
そうなると、利上げ観測のない金融株に果たしてこれまでと同じ妙味があるのか疑問に感じる。
私はそれが理由でポジションを手仕舞った。
-日本のスケジュール
また決算が増えてきた。
■ 相場戦略
米金利の急落とともに円高ドル安に振れている。
日本株の大型には非常に不利な環境と言える。
また、米金利の急落は日本の忖度利上げの雰囲気も今までほど強くはないと考える。
そうなると今見据えるべきテーマは
・低PBR銘柄
・好業績銘柄
・為替の影響の少ないセクター
と考える。
全てを満たす必要はないと考えるが、ポートフォリオ全体としてはこのことを満たした状態で組んでいきたい。
引き続き、決算は全件分析してnoteに投稿していく。
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