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『定年博士 生涯現役、挑戦をあきらめない生き方』を読んで:学び続けることの大切さ

本書『定年博士 生涯現役、挑戦をあきらめない生き方』は、77歳で経営博士号を取得した方の生き方を描いています。何かを学ぶのに遅すぎることはないという言葉を、彼の生き方が見事に証明しています。

著者が大学院に入学する際、多くの人々から「なぜ、その年齢で大学院に入ろうと思うのですか?」と質問されました。その答えが非常に印象的でした。

『大学院に入るに際して、「なぜ、その年齢で大学院に入ろうと思うのですか?」と、多くの方から質問をされました。そのとき、私は次のように答えました。一つは、過去7冊ほど経営関係の著書を書いたのですが、その後まったく書くことができなくなりました。それは、これまで発刊した7冊以上の内容のあるものを書けなくなったからです。つまり、自分の中の知識の進歩が停滞したと思いました。そこで、この停滞を何とか打破したいと考えたのです。』

7冊の経営関係の著書をすでに執筆しているにもかかわらず、更なる知識を求めて大学院に入学したその動機に深く感銘を受けました。多くの人が、すでに達成した実績で満足してしまいがちですが、彼は停滞を打破するために新たな挑戦を選びました。

「もうその年齢では手遅れだ」とか「一体何の意味がある」という批判に負けず、自分の生き方や目標を決め、学び続けることの素晴らしさを感じました。どんな年齢であっても、自分の成長を諦めない姿勢は、私たちに勇気とインスピレーションを与えてくれます。


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『定年博士 生涯現役、挑戦をあきらめない生き方』


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