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【セルフライブレポ】TREASURE05X【本人解説】


ちょっと浮いてる

今回はイベントのプロデューサーでもある、M瀬さんと一緒にセットリストを作る、というくだりがあったんですけど、それに至るまでの流れ、というのがありまして。

そもそも楽曲の取捨選択、セットリストを考えるのを、バンド以外の誰かに預けるというのは、それって職務放棄じゃね?というか、本来あんまりやってはいけない事という認識です。
一番の超強火のファンをイメージした時に、他の誰かの意図とかどうでもいいから、ちゃんと今バンドがやりたいこと、あなたがかっこいいと信じていることを私に届けてくれ、と叱られた時、ぐうの音も反論できません。
まあ普通のファンからしたら、好きな曲やってくれるかくれないかガチャ、みたいな関係ないことかもしれませんけれど。
あと万に一つですけど、実際にやってみて選曲がイマイチはまらなかった時に、心のどこかで言い訳にしたり、責任を感じさせてしまったり、押し付けるようなこともあっちゃならないですし。

なので、そもそもこの話がテーブルに上がる事自体とても特別と言うか、思いつくのはあとは現場マネージャーかな、日本に何人か、いや、もしかしたらM瀬さんだけかもしれない、ずっとバンドのライブを傍で見守っていてくれて、古いものから新しいものまで楽曲を必ずチェックしてくれていて、バンドの今と、行く先のことを同じ目線に立って考えていてくれて、絶え間なく愛情を注ぎ続けてくれた人。
そんな人とでしかやっていけないとも思いますし、そんな関係性自体が一番の宝物トレジャーだと思っています(上手い座布団あげちゃう)。

また、言うても今年の夏フェスらしいフェスはここと海外来週は中国くらい。そんなここぞという大事な場面で、今の自分たちはこんなことを表現したい、みたいな気持ち、最新作から、ここ最近積み重ねてきたものも当然ありますし、特にビス以前以降で、プライドに思ったり、ここだけは譲れない、みたいな事もあるんです。
なので、せっかくの一緒に考えるギフトのような一連の流れも、少なからず大丈夫かな、みたいな気持ちが全くなかったわけではありません。

で、実際に、いざ最初にお互いの想いや、楽曲を擦り合わせた時に、ほとんど自分の思っていたものとズレていなかったです。
むしろ今自分たちがやろうとしていることを、より自信を持って、ドーンと背中を押してもらったと言うか、そんな気持ちで挑んでました。

1 I Don't Need a Time Machine
2 物理|Time is Like a Jet coaster
3 POPCORN STAR
4 美術|ESORA
5 Neverland
6 CPX
7 MUTOPIA
8 現文|虎視眈々と

つまり一緒に考えた、と言うよりも、
そもそも考えてたことが一緒だった、という方が正しかったのかな、
と個人的にはそう思っていますし、そんなことがまた勇気やガソリンになったりするんです。


最高なイベントが最高なまま二日間、事故なく、怪我なく終わることを心から願っています。家に帰るまでがなんとやら。明日も参加する方、熱中症に気をつけてね。

またすぐに来月名古屋には行くんですけど、ぜひこの続きをしましょう。その時はチョットニホンゴシャベレナインデスケドネ。

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