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夜の松山城で無料の「芋炊き」を食べられる「月のおもてなし」イベントに行ってみた!

嫁さんが、なにやらタダで美味しい「芋炊き」が食べられるという情報をどこからかゲットしてきたらしく、私の腕を掴みながら「行こう、行こう!」と言うので行ってきました。

結果的に大満足だったので、どんなイベントだったのかをご紹介しておきます!


場所は松山城の天守がある「本丸広場」の売店前で行われているようなので、とりあえずお城まで登らなければいけません。

一般的には4つの登り口があるのですが、今回はロープウェイ街から登れる「東雲口(しののめぐち)」から行くことにしました。

ここは距離は短いものの、かなりの急勾配なので要注意。

ロープウェイを使っても良かったのですが、混雑していたのと歩いて10分くらいなのでパスしました。


ちなみに、この「東雲口」から登ると必ず見ておきたい絶景ポイントがココ。

この石段が目印です。


ここから見下ろす松山市の景色が個人的に大好きなのです!

一直線に伸びる道路が印象的です。


夜になるとこんな感じ。

写真よりも実際に目で見た方が数倍きれいですよ。


そんなわけで「本丸広場」に到着したら、すでに大行列が…。

どうやら先着200名だけに無料で「芋炊き」が提供されるようで、みんな我先にと並び始めたようです。


「遅かったか…」


直感的にそう思ったのですが、列の最後尾まで行くとギリギリで整理券をもらうことができました!

190番と191番。
あと、数分遅れていたらおそらく無理だった…。


ここからは、ひたすら並び続けること数十分。


周りを見渡すと、かわいいイラストが描かれた和傘がたくさん飾られていました。

他にも、音楽の生演奏や出店などいろいろ楽しめる催しが開かれており、「芋炊き」だけなのかと思っていたら予想以上に大きなイベントだったことを後から知りました。


そして、なんだかんだで順番が回ってきて大きな釜から「芋炊き」が振る舞われます。

まだ、いっぱい余ってるじゃん!…と私は感じたのですが、どうやら200人分の配布が終わったら有料で販売されるようです。(普通に考えたらそうだよね…)


そして…、無料でゲットした「芋炊き」がコチラ!

予想していたより豪華!

具だくさんで、芋に出汁がしっかりと染み込んでいて旨味たっぷり。
鶏肉やダイコン・コンニャクがモリモリ食べることができて美味しい!

この日は夕方というのもあって、少し肌寒い感じだったので暖かい芋炊きが食べれて最高でした。


音楽の生演奏を聞きながら食べるという贅沢な時間です。


また、子供向けに昔の衣装を着ることができるブースも設置されていました。


日が暮れて、夜になるとさまざまな場所がライトアップされていきます。


松山城も良い感じにライトアップされてインスタ映えしますね。


さらに、国の重要文化財にも指定されている「乾櫓(いぬいやぐら)」や「野原櫓(のはらやぐら)」などが一般公開されており、屋内を見学できるようになっていました。


初めて入りましたが、意外に広く天井も高いので見た目以上のサイズ感です。


特徴的な構造としては、敵が攻めてきた時のために床の一部が取り外せるようになっている点です。


お城の城壁部分が屋内から見えるようになっています。

そして、ここから石や砂利などを落として敵が攻めてくるのを防ぐ役割があるそうです。


外から見ると、こんな感じです。

この城壁から登ってくる敵も少なくなかったようです。


こんな感じで、最後には松山城の歴史や重要文化財にも触れることができました。

無料の「芋炊き」につられて来ただけなのに、まさかこんなに充実した夜になるなんて。。


最後に、満月をバックに松山市の夜景を1枚撮ってみました。

あとでよく調べたら、今回のイベントは「満月」を楽しむためのものだったらしく、タイトルも「月のおもてなし」となっていました。

ほとんど何の情報もなく飛び入りで参加した自分がちょっと恥ずかしい…。

最後まで読んで頂きありがとうございました! もし記事を読んで楽しかったよーと思われたら、サポート支援をよろしくお願いします! 今後も積極的な情報発信を続けていきます!