トラウマを解く鍵は自分の中にある〜Amyをみて〜
どうも、まさまさです。
今日まで、有給消化。
明日から本格ニートです。
映画を見た。
Twitterで#自分を作り上げた映画4選というものがあった。
Amyは、僕が尊敬していて好きな人の4選の映画の1つだった。
見た理由はその人に近づきたい、みたいなことだろう。
Amyは1997年のオーストラリア製作のHumanドラマ。
伏線が苦手な僕にもわかりやすいストーリーだった。
予告動画はこれだ。
感想
心温まる映画だなぁ。
人を理解すること。違いを尊重すること。そういうことがそっとさりげなく描かれているように感じて、心があたたまった。
タニア(母)はすごく大変やったんやなぁ。頼るのが下手で周囲の優しささえも受け取れず、排除しようとしてしまう。そんなタニアを見ていると自分を見ているようだった。
タニアはエイミー(音を失った主人公)を可哀想に思っている節がある。
タニアはエイミーが周りの人に嫌われたり、蔑まれたりするのを危惧して、エイミーを変えようともがいている。
だけど、近所のロバートやザックは、ありのままのエイミーを見て「エイミーは可愛いね。エイミーはなんて面白んだ。」とタニアに教えてくれるのだ。それを通してタニアの世界の認知が変わっていく。つまり、エイミーは可哀想でもないし、誰も助けてくれないってことはないんだ…と。
さて、主人公のエイミーはというと。
父を亡くすという事故に見舞われ音を失うのだが、なんだか自己肯定感は失っていないように見える。音を失った自分さえも愛しているように見えるのだ。エイミー自身は変わらない。だけど、ロバートやザックといったキーパーソンを通してエイミーを見る周囲の認知が変わっていく。そして、精神科医のサポートもあり、エイミー自身も音を失った原体験の歪んだ認知を変えることに徐々に成功し、とても美しい音色の声で歌うのだ。
Amyの歌。
You&Me
お節介と思われるほどの思いやりが魅力的に映った。
ロバートの『歌でならコミュニケーションがとれるんだ』という虚言とも捉えられ得る言葉を信じ、近所の住民含め警察までもが歌いながらエイミーを探すシーンは心温まるものだった。
最後に、豆知識。
ミュージック・セラピーについて
オーストラリア・ミュージック・セラピー協会:グレース・トンプソン博士の話。
人生は常にストレスとの闘いです。そしてそのストレスが思わぬ悲劇を呼び起こすことがあります。その場合、ストレスの被害をうけた人間は、健常な状態に体が戻る道筋を自分で見つけなければなりません。
実際、エイミーのような症状をもつ患者は実在し、音楽がその心と身体を癒すのです。
おわり。
あんまり映画みないまさまさも楽しめる映画だった。
あなたに幸あれ!
サポートありがとうございます。 あなたのそのお気持ちのおかげでnoteを続けてこれました。 去年は1年で120本…みなさんのおかげです。これからも誰かに届く文章をかいていきたいです。