ゆっくり、いそげの読書会が楽しかったのです。
どーも、まさまさです。
ゆっくり、いそげの読書会を開催し、面白かったので記録として残しておこうと思う。
「ゆっくり、いそげーカフェからはじめる人を手段化しない経済ー」
この本は、東京都西国分寺にあるクルミドコーヒーの店主 影山知明さんの著書。帯にも書いている通り「目の前の人を大事にする」に向き合い「ギブすること」「贈ること」を仕事の目的にしてみることで「支援し合う関係性」づくりを実践しているカフェ。
この本を読んでいると、理学療法士の僕はなんだか福祉っぽいなぁ…と感じた。僕らが仕事を通してお付き合いする対象は、圧倒的に生身の人間だ。
介護や福祉はビジネスか
ビジネスの由来は、bising+nessだ。bisingは古い英語でここから派生した形容詞がbusyだから「忙しさ」をその語源にもつ。ビジネスとは、時間をかけず労力をかけずコストをかけずできるだけ効率よく商品・サービスを生産しお金を稼ぐことだ。
みなは、生身の人間との関係性に効率や生産性をどれくらい求めるだろうか?医療や介護・福祉の仕事にそれらをどれくらい求めるだろうか。診療報酬が高いことだけを理由に手術するだろうか?ベッドの稼働率を上げるためだけに施策を打つだろうか?きっと答えはNOだろう。人生は効率や生産性だけではできていない。QOL(人生の質)や等身大の充足感を実現する暮らし方が大事な人もいるだろう。
僕らが働く介護・福祉とは、生活の基盤だ。だからこし、そのどちらも目指すことが必要だ。うまく行かない時はきっとバランスが悪い。AかBか、どちらかではない。AもBもバランス良く。ゆっくりといそげの両方を目指そう、ということだ。
読書会の方法
読んだことがない人もある人も一緒に考えたい。資本主義が行き過ぎていると感じているなら、この本に出会って欲しい。どっちかじゃなくてどっちも追い求める姿勢や考え方に触れてほしい。そして共に、考え、実践していきたい。そんな思いで読書会を企画した。どのような方法なら上記のことが叶うだろうか…共に企画したわっきーと頭を悩ませた。そして、今回の方法は、一緒に考えたい部分を抜粋し、朗読して、問を立て、少人数で対話をする。これを繰り返し実施する、という形式で行った。
参加者の言葉
自分の意見や思いを発信出来たり、他の人の意見を知る事が出来た。
一人で読んでいてはなかなか気がつかない視点を知ることができた。また、他の人の体験を聞くことができたのはとてもよかったです。
まさか朗読形式だったとは!びっくりしました!朗読形式なのがすごくよかったです!朗読とともに「ゆっくり、いそげ」を読むと、以前読んだ時と違う感じがしてよかったです。大好きな「ゆっくり、いそげ」の感想をいろんな人と共有できて嬉しかったです。
他人に迷惑をかけるのが怖いのは、自分が傷つくのが怖いからなんだと気がつきました。失敗しちゃう私って何て出来の悪い人間なんだろう、と落ち込むのが怖いだけ。でも、それが理由で他人を遠ざけるってものすごく自分勝手だなぁと。傷つくかもしれないし、ぶつかるかもしれないけど、もっと人と関わっていきたい!と思いました。
誰かと(もう誰でもいいから笑)「ゆっくり、いそげ」の話がしたい!と思っていたことが満たされました。
最後に
上手くいかないときは、かけるべきコストをかけずに楽をしようとしている・テイクすることに行き過ぎていることが多いように思う。だから、何度でも戻ろう。いそげだけではなく、ゆっくり、いそげに。
ゆっくり、いそげの読書会を開きたい人へ。一緒に開きましょう。ゆっくり、いそげの読書会に参加したい人へ。何度でも企画しますので、声をかけてください。
最後にみんなでハイチーズ!
以前書いたnoteも貼り付けておこう。
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最後まで読んでくれてありがとう。
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です。
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「聖なる一歩」とは、何かを始めようと勇気を持って一歩踏み出す行為のこを言います。そんな人を、自分を応援しようと、まさまさが生み出した言葉です。最初の一歩には勇気が必要なときがあります。どんな結果でも讃えたい、という想いを込めています。「あなたの聖なる一歩が居場所をつくる」
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