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医療・介護・リハビリテーション

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理学療法士としての仕事を通じて、感じたことや学びをまとめるよ。さらに、新卒で在宅分野に挑戦したセラピストの寺子屋的存在になれたらいいなと思って、話を聞ける場を提供し、それを記録し…
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#リハビリ

訪問看護ステーションで働く新卒理学療法士の話 vol.7〜リハビリテートされるのってだれ?〜

どうも、在宅理学療法士ささきです。 前回(訪問看護ステーションで働く新卒理学療法士の話 vol.6〜だんだん楽しくなってきた。それは仮説を立てられるようになったからかな?〜)はディスカッションに加わることるようになって嬉しいという話が聴けた。 一歩前進だ。 しかし、別のモヤツキが生まれてきたようだ。 病院で経験を積んできた先輩たちは、やらせるのがうまいんですよね。 リハビリしてあげるのがうまい…っていったらいいんでしょうか? リハビリってやらせるものなんでしょうかね?

訪問看護ステーションで働く新卒理学療法士の話 vol.5〜利用者の心を動かすことができないことがネックになっているの巻〜

はい、どうも。 在宅NATIVEセラピストの佐々木です。 僕は、毎月1回、新卒で在宅分野に飛び込んだ理学療法士の話を聴く機会を設けている。 なぜなら、僕が新卒で在宅分野に飛び込んだ時、新卒で在宅分野に飛び込んだ同僚も先輩も居なかったからだ。 困っている人がいれば連絡ください。一緒に話しましょう。 理学療法は先輩が教えてくれた。 しかし、在宅リハビリテーションはどうだったろう…。 だったら僕が成ればいい。そんな感じだ。 ー*ー*ー*ー*ー さて、新卒在宅セラピスト君は言っ

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無力感を感じているときに「ありがとう」と言われるのが一番つらかった。

こんにちは。 まさまさです。 元理学療法士で映画監督になった榊原有佑監督。 監督自身の経験を元に紡いだ真実の物語「栞(しおり)」を見てきた。 栞のサイトはコチラ 僕は、理学療法士だ。 6年間働き、バーンアウトと言うんだろうか…。 体調を崩し、7月末に退職した。 28歳・彼女なし・独身・仕事なし。 社会的地位というか、世の中からみればなかなか底辺だろう。 散歩がてら、家を出て映画「栞」を見たので、その感想を書こうと思う。 先に言っておくが、ネタバレしまくる。 ぜひ映画

自費リハビリテーション施設を見学してきた

自費リハビリテーションってそもそもなんなんだろう…。 僕の勝手な思い込みからまず話そう。 1:保険ではまかなえないよ。リハは嗜好品でしょ? 2:自費リハに対するイメージ 1:保険ではまかなえないよ。リハは嗜好品でしょ?『リハは嗜好品でしょ?』 これを感じたのは、療養型病院で働いている時。 右肩あがり、つまり改善可能性のある人には、リハの処方は出る。 でもそうではない人には、リハは必要ないよね…そんな雰囲気が漂う病院だった。 コミュニケーションは、医師・看護師・介護士で