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オーストラリア10,000Kmドライブ         〜パースからウルルへ〜(2)

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宇宙船と砂嵐(8日目)

おはようございます!
今朝も寒さで目が覚めてしまいました。フリースを着て寝ましたが、足元の冷えには勝てませんでした。
さて、昨日は540キロを走破し、順調に進んでいます。
連日のドライブで500キロほどではお尻が痛くなることも少なくなりました。(まぁそれでも2時間に1回の休憩をはさみますが)
ポートオーガスタを出発してから、乾燥した大地が続きます。
遠目にウルルのような岩が所々に見えて、結構似たような岩が多い印象を受けます。気温もだいぶ上がって日中は34度を超えます。

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道中至る所にある休憩場所?
日除けやテーブル、給水塔があったりと場所によってまちまちの設備が面白い。(大体は何もないので、炎天下駐車していると、車内がサウナになるので、なるべく立木か日除けのある場所を選んで休憩、)

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200〜300キロおきにあるロードハウス兼ガソリンスタンド
1番の癒しはフロントガラス掃除
虫が衝突して視界がどんどん悪くなるので、綺麗にすると運転もモチベがゲキ上がりします。

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ひたすら走っていると、見えてきた塩湖。
ただ走っているだけなんだけど、時たま現れる自然の贈り物に飽きずに運転できます。

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ポートオーガスタから300キロ弱の場所にあるグレンダンボでお昼休憩。
ローストビーフの塩気が絶妙で食がすすむ。

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視界を遮るものが全くない水平線
道の先が空と同化していて、このまま空に吸い込まれていくような感覚になります。

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道を進んでいると所々大きな落とし穴が出現。
何かと思っていると、オパールの採掘場で落ちないように気を付けろの看板を見つけました。
そう。ここはオパール産地のクーパーペディに到着。
(写真はオパールミュージアム)

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オパールミュージアムを見学して、街をぶらつきます。
時間的にも今日はこの街で泊まりです。

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街歩いてたらあったのよ。UFOが!
それもスターウォーズで見たことあるような宇宙船を!
砂漠の星、タトゥウィーンみたい。
乗れはしませんが、これはこれで見る価値あります。

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今日のお宿!
テントを張ろうとしたけど、ペグが刺さらずひん曲がるくらい地面が硬く設営を断念してキャビンを借りました。
ベットにシャワー、エアコンもついていて最高の環境。
しかしこの街は水がとても貴重なので、至る所に節水表示が。
なので、設備使用料が結構お高め。
でも、夜になると砂嵐が発生してテントじゃなくて本当によかったと思いました。テントだったら今頃砂まみれだ。
明日くらいにはウルルにつけるはず。
今日は贅沢にエアコンつけておやすみなさい。

ウルルへ到着(9日目)

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元気におはよう!
昨日は外が砂嵐だったけど、キャビンで快適に過ごせたので、快適に寝ることができました。
スーパーで買ったサラダを朝食に食べウルルへ向けて出発します。
(昨日は541キロ走行

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クーパーペディの落とし穴群(オパール採掘穴)
ウルルへ向かっている道中、1人乗りの小型自動車が対向車線を走っていたので、何かと思ったらソーラーカー!!
ソーラーカーレースが行われているようで、何台ものソーラーカーとすれ違います。
太陽サンサンなんで、ソーラーカーでオーストラリア横断の旅もいいかもと思う今日この頃。

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2時間ほど走ったところにあるマーラでお昼休憩
ここのロードハウスは結構大きくて、小さなゲームセンターみたいなのが入っています。
お昼はサンドイッチとミートボール揚げ

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このミートボール揚げが絶品!サンドイッチはまぁこんなもんでしょう
腹ごしらえも完了し、給油と昨日の砂嵐で汚れた車体を洗車して、いざしゅっぱーつ!
出発してから何度もソーラーカーとすれ違って思ったことは、資金力の違いがチームの最後尾を走るチームメイトの車でわかるのが面白い。
レンタカーから大型のワンボックスに、落書きだらけのハイエースw(ハイエースの車内のノリがすれ違うだけなのに、お祭り騒ぎなのが見て取れて楽いし)
そんなことを思いながらオーストラリア特有のすれ違いざまに手を振る習慣でコミュニケーションできるのがまた楽し!

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何度もソーラーカーとすれ違いながら、ここクージェラに到着
写真の左側にかっこいいカウボーイがいます。
彼は雨だろうと砂嵐だろうと夜だろうと同じ場所にいます。
だって人形だもの(みつお)

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クージェラにあった靴のオブジェ
大量の履き潰した靴がくくりつけられています。

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クージェラを出発し直走ること数時間目の前にウルル!?と思わしきシルエットが見えたので、車を止め確認!
ウルルではなかったですが、マウントコナーというこれまた有名なスポット
形はウルルよりこっちの方が好きかも
もう少しでウルルに着くと思いワクワクが押し寄せてきたので、先を急ぎます。

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そしてやっとウルルのお膝元ユーラーラに到着!
ここにはリゾートホテルからやっすいキャンプ場までいろいろ。
ここでテントを張らなくてどうするってことで、テントサイトがある場所まで移動すると、レセプションで長蛇の列、、、ウルルが登れなくなるのでみんな押し寄せてるのかな、、、
不安からぐぐってみると事前予約がないとハイシーズンはテントを張ることすらできなくなるくらい混んでいることがあるそうで、ソワソワしながら受付を待ちます。(ぐぐらなければよかった、、汗)
順番が来てテントサイトが開いているか聞くと、問題なく確保できました。
コンセント有りとかあるけど、必要ないのでなしなしサイトに決定。
『あなたはこのエリアの好きなところに張っていいよ』とのこと
マップを見ると結構サイトの数があるので、混んでなければいいなーと思いながら場内に入ると結構スカスカ?
まぁ木の下とか日差しがもろにかかるところ以外は埋まっている感じ。
見て回りながら、シャワーと冷蔵庫のある場所から割と近いところにテントを設営。

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ユーラーラからウルルが見えるかと思ったけど、テントを張った場所からは見ることはできませんでした。
また、ウルルへ通じる道のアクセスは時間が決まっていて午前5時オープンの午後9時クローズなので自由にアクセスできるわけではないです。
もう日も暮れてきたので、ウルルは明日のお楽しみに。
テント横で星空を眺めていると気さくな人が声をかけてくれました。
「星空綺麗だね!」「Youもウルル にのぼるのかい?」
一人旅なので、声をかけてくれるとすごく嬉しい。逆に一人旅だから声をかけてくれるのかも。
そんなことを考えながら、今日は星空を愛でながらおやすみなさい。

場所はしっかり調べましょう(10日目)

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おはようございます!オーストラリアについて10日目の朝です!
昨日は734キロを走破しました。
今日はウルルサンライズを見るため、5時起きしてサンライズスポットを目指します。
テントの外に出ると、同じ目的の人たちが車で次々にキャンプ場から出ていきます。
私もその流れに乗っていざサンライズへ!!
意気揚々とゲートへ向かいましたが、ゲートでは長蛇の列。
順番が回ってきて料金を払いいざサンライズスポットへ、、、へ、、、
あれ?サンライズスポットってどこだ?
ゲートで地図はもらったけど、肝心の場所がいまいちわからないので、車の列についていったら、結構みなさんバラバラに走っているので、自分もまんまとサンライズスポットを見失い謎の場所へ!

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誰もいない場所でサンライズを迎えます。
サンライズでわかったことですが、太陽が完全に上がる少し前が1番ウルルの赤が濃く見えます。
真っ赤に染まったウルルを見ながらミートパイで朝食。うまうま!

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月とウルルと
サンライズはこんなもんで明日は正式なスポットで見るとして、本日登山アタックできるか、確認しにいきます。
調べたところ、登山できるかどうかわかるのが8時頃のようなので、登山口から少し離れた場所に車を止め、登山口に向かいながら散策を開始。

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異世界への道!
こういう特色のある景観は見ていてワクワクします。
また、ウルルでは撮影できない場所もあるので注意しましょう!(普通に看板あるのですぐわかりますが)

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壁画!
昔ここに人が住んでいたことを考えると、人って強いなって思う。
あと、大事なことはやはり石に刻むのが確実とつくづく思う今日この頃。

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岩に翻弄されながら登山口到着!
長蛇の列ができていますが、この時点では強風のため登山許可が下りていませんでした。(今日は無理かも、、、)

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仕方ないので、ウルルを周回するコースへ歩みを続けます。
ベースウォークの10.6キロを歩きます。

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岩①
中がえぐれて、日除けと風が通るので休憩にいい場所です。
オーストラリアの日差しの強さは半端ではないので、遮るだけでもかなり涼しいです。(空気は乾燥しているので、風は心地よい)

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壁画②
私にはコウイカにしか見えんかった🦑

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岩の黒い部分は水が流れるところのようで、雨がふるとそこを伝って滝のようになることもあるそうです。
この時のオーストラリアはひどく乾燥していたようで、普段は水がなくならないと書かれていた場所もカラッカラに乾いていました。

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日差しがもろの場所は暑い!
歩いていると、反対方向からセグウェイツアーの人たちがご登場!
ツアーガイドらしき人が私に声をかけてくれます。
「Good day! How are you today? 」
テンション高めに聞いてきます。が、歩きで体力削られているので、一言二言話して、先を急ぎます。(セグウェイかしとくれ!)

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ベースウォークも終わり、車を止めた場所まで戻ったところ、遠目にウルルへ登る人の影が!
登れるようになったのか!?
急いで車に乗り、登山口を目指します!

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ベースウォークで待った甲斐があったのか、登山OKになっていました。
わくわく!

ウルルアタック

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