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オーストラリア10,000Kmドライブ         〜パースからウルルへ〜(1)

ウルルへ行こう!
そう思ったのは、いつだったか忘れちゃったけど
ニュースでオーストラリアのウルルへの登山が永久に禁止になるという報道を見て、ふとそう思った。
そう思ったのも自分の中でいつかウルルへ行って、そこからの景色を見てみたい。
人生のやりたいことリストじゃないけど、以前から漠然とした思いがあって、そのきっかけがこのニュースだった。
その時は飛行機で現地まで行って、登ってみようかなくらいにしか思っていなく、まさか1万キロも車で走ることになるとは、この時は考えてもいなかった。

旅行準備(2019年4月〜)

まずは日程決め、最終登山日が2019年10月25日。
調べてみるとウルルへの登山は1年を通して半分ほどしか登れる日がないらしい。強風、高温、その他諸事情により登れないことが結構ある。
とりま、2日あればどちらか登れるだろうと踏んでウルル近くで2泊を想定
ただ登るのみなら1週間もあれば十分。
そう思っていたけど今年は会社から有給とは別の休暇が5日も付与されるし、有給とリフレッシュ休暇、振替休日を使い、土日合わせて合計3週間ちょいの休みが取れる。
これだけ長い休みを取れれば、オーストラリアの主要都市観光ができちゃう♪
いろいろ妄想が膨らんできたど。
いろいろな妄想するうちに前からやってみたかった車中泊旅行が湧いて出てきた。
海外で車中泊旅行なんて、考えただけでもワクワクする♫
でも、車中泊はしたことないのでまずは国内で体を慣らそうとゴールデンウィークを使って試すことに。
関連記事:カキカキ中〜

旅行準備(日程決定、レンタカー予約まで)

国内車中泊旅行で車中泊めっちゃいいじゃん!となったので、地球の歩き方を参考にどこからどう行くかを考案。
その本の中に、ANAが9月からパースへの新規就航をする記事を発見。
パースってどこだ?
調べてみると世界で最も美しく、住みやすい街!らしい。
おっ!ここからが良さそうだ。
日程は気温や降水量からオーストラリアの春にあたる10月8〜26日に決定。
服装も日本の10月(秋)と同じ感じなので、行き帰りもラクそう。
同時に東京からパースまでの航空チケットも購入。
¥91,890(往復、ANA)安い。と、思う。
チケット買ったんで、パースからウルルまでの道のりをグーグルマップでサクッと調べます。
2053キロ25時間、、、意外に近いな、1日500キロ走って4日くらいで行けちゃうぞ。
そんなことを思ってルートの詳細を見ているとあれ?ここから舗装道路じゃない、、なんだこの道、、グレート、セントラル、、どーろ?じゃなくてロード。
ググるとなんと1000キロのダート(未舗装路)
おお!こんな素晴らしい道がまだ世の中にあったのか!グレートセントラルロードを知った時、とてもワクワクしました。
ラリー(自動車競技)が好きだったので、自分もWRCみたく天然のダートを走ってみたかったからです。
早速、パースからウルルまで、車中泊できそうなレンタカーを検索。
ダートも走るので、タフな車がいいと調べていると、シュノーケルのついたランクルを貸し出しているサイトがありました。タイヤもオン、オフどちらも走れるタイヤを装着していてスペア付き、これで決まりかと思った矢先、価格が20万〜50万、、ちと高いな。考えて踏みとどまる。
他にもいろいろ調べるうちに、日本の車を空輸してオーストラリアで乗っちゃうか?まで行きましたが。手間暇かかるので、普通のカローラ を予約。
値段も3万でお釣りが来るし、カローラ はラリーでも多用されているので故障少ないだろうと考え予約。
しかし、後から調べるとカローラの後部座席倒しても、段差ができて車中泊に向かないんじゃないか疑惑が起こって。10日後に三菱ASXに予約変更しました。価格が倍になったけどSUVだし、ラリーといったら三菱と思うくらいだったので、これで決定。

旅行準備(ルート選定)

チケット買ったし、レンタカーも予約できたので、どこをどうめぐるかのルートを考えます。
1日500キロ走行を目標として、まず考えたのは
・パース→ウルル→ダーウィン→ブルーム→ジェラルトン→パースの西〜中央横断上ルート
走行距離は8300キロ弱で、日程的にはきつめ、500キロ以上を走る日が所々あるので、故障とかで遅れると帰れなくなる可能性があるルート。
もう1つは
・パース→ウルル→アデレード→カイアンカッタ→ノースマン→パースの西〜中央南下横断ルート
走行距離7000キロ弱で、日程に余裕があり、最終日3日間はパース観光ができる余裕のあるルート。
どちらも甲乙付け難いルートなので、グレートセントラルロードを抜けてウルルに着いたときにどちらのルートにするか決めよ〜♫

買い出し(テントとかライトとか、とかとか)

日程とルートが決まったので、必要なものを洗い出します。
まずはテント!
車中泊とはいえ、広大なオーストラリアで野宿したいよね!でも、そもそもオーストラリアで野宿ってOKなのか?
調べてみるとオーストラリアで野宿は違法らしい。車中泊も同じ扱いで違法のようです。
まぁでも、木の影とかに車止めれば、なんとかなるっしょ。実際、野宿しているブログもあるし、、、と、安易に考えてテント探し再開。
1人用のテントを探すと結構出てきます。数種類に絞った結果コールマンのクイックアップドーム1人用に決めました。遮光性が優れているのと、価格も1万弱と安く(当時)放り投げるだけで完了で手間いらず。
他のもライトや椅子とかもろもろ購入しました。
購入品リスト↓
テント(コールマン1万弱)
寝袋(コールマン3千円)
エアマット(テント内で使うやつ3千円)
サングラス(遮光性、紫外線カット率高いやつ7千円)
サンダル(2千円ちょい)
シガーソケット充電器(スマホの充電用2千円弱)
車載ホルダー(ルートナビ用2千円弱)
ヘッドライト(モンベルの電池一本で動くやつ2千円)
キャンプ用食器(ステンレスのやつ2千円)
キャンプ用折り畳みローテーブル(野宿用2千円弱)
自撮り棒(2千円)
テントシート(テント下に敷くやつ2千円)
虫除けネット(500円)
軍手(そこらへんの)
購入するか迷って買わなかった物↓
遭難用ビーコン(SOS発信器)グレートセントラルロード走る時は持っていたほうがいいらしい。パンク、ガス欠、事故などで自走不能になった時近くのレンジャーが助けに来てくれるらしい。
しかし、グレートセントラルロードではロードハウス間をレンジャーが見守りで走行しているというのと、価格が高かったので迷ったあげく、やめました。

必需品(ETAS、国際免許、通行許可書)

オーストラリア横断をするにあたっての必需品がいくつかりました。
1、ETAS(イータス)オーストラリア滞在で必要になる電子ビザ。
オーストラリア大使館?で自己申請できるけど20AUD(¥1700円前後)もかかるので、代行業者に頼んだほうが安いし便利。
安いので、一抹の不安はありますが、きちんと申請できているかオーストラリア大使館のサイトで内容確認できるので問題ありませんでした。
いろいろ代行業者ありますが、私は¥500弱の代行にお願いしました。
まったく問題なし。
2、国際免許
現地で車を運転するので、必要です。
最寄りの免許試験センターに申請しに行きます。免許センターでは即日発行
費用は¥3000弱。
3、通行許可証
グレートセントラルロード走行時に必要になります。特に難しいことはなく、申請サイトで氏名、通行期間と車のタイプを入力すれば即日取得できます。レンタカーなんで、ナンバープレート番号とかわかりませんが、未記入でも取得できます。プリントアウトして携行。
後日わかったことですが、ラバトンのビジターセンターで当日発行も可能なようです。
4、その他
初日と最終日のホテル予約。
アゴダで予約しました。1泊¥5〜6000程度

出発(成田〜パース)

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11:10発の便で出発。海外出発前のなんとも言えないワクワク感がたまんない
座席変更予約ギリギリまで、座席の変更をして、快適な席を探していました。
運良く3列席を占有できる場所を確保!

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機内食(カツ丼)
事前に食べようと心に決めていたメニュー!品切れじゃなくてよかった。
うまうま。
お供の映画はジョン・ウィックとロングショット。
また、軽食として自由に食べられるカップラーメンとバナナが用意されてました。9時間ほどのフライトをグダグダと有意義に過ごします。

到着~ホテルへ(1日目)

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パース空港に到着し、預け荷物を回収して、ETAS(電子ビザ)の認証レーンを通った直後に入国管理官に呼び止められ、「おひとりですか?」とパスポートと搭乗チケットのチェックを受けた。その際、搭乗チケットに赤ペンで丸を書かれた。OKってことかな?
その先の荷物チェックカウンターで長い列に並び、やっと順番が回ってきてパスポート、搭乗チケットを渡した瞬間にこちらへどうぞ、と壁で仕切られたお仕置き部屋?へ通されました。
そこで荷物広げて見せてくれとのこと。
せっかく綺麗に詰めたスーツケースの中身を物色されます。
申告漏れのものは無いか?とか、財布の中身とか、スマホのデータも見られます。
それだけ見られるとどこかで、自分の荷物に何か仕込まれていたらどうしようと、不安に駆られましたが、なんも出るわけなく。チェックOK!
なぜ、私だけ荷物チェックを受けたのか尋ねると、初入国で親類が現地にいないおひとり様は調べるとの事。
なるほどね!と思いながら、パース空港内のOPTUSでシムカードを買ってホテルへ向かいます。
オーストラリアのタクシーに1人で乗るときは助手席で運転手と雑談しながら乗るのが普通らしい。フレンドシップがどうたらとガイドブックに書いてあった。
が、英語がろくに喋れない私のびみょーな空気を運転手が読み取ったのか、話しかけてくることもなく、ホテルに到着。
で、支払の時に現金持っていないことに気づく、、、ヤバッと思ったけど、カードで払えないか聞いてみると、手数料上乗せだけど使えるよとの事でひと安心。タクシー代を支払い、無事にホテルへチェックイン。

Let's  Drive!レンタカーを借りて初キャンプ(2日目)

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パースの朝!
今日からレンタカーを借りてウルルへ向けてドライブが始まります。
レンタカー屋まで電車移動なので、パース駅へ向かいます。
駅にいく途中にあったカフェのスムージーで朝食。
量があってこれで十分。ストローは紙製。エコだね。

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カフェからぽてぽて歩いて駅で乗車券を、、、と思ったら昨日から現金を持っていなかった!どうしよう、、、
と、焦ってましたが、券売機を見るとカードが使えそうな仕様。
早速VISAを入れて試します、、、普通に購入できました。やっぴー。
目的地行きの電車に乗ってゴー。
後から思ったのは、切符買わなくても乗れそうな気がしたけど、しっかり車内で切符確認されました。(買っておいてよかった)
無事レンタカー屋に着き、これから3週間、人生を共にする相棒君をゲット

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その足で現地のアウトドアショップでガスバーナーとか調達。
オーストラリアでの運転は日本と走行レーンが一緒で右ハンドルなので、少しの違和感もなく運転できます。(ラウンドアバウトは最初キョドってクラクションならされました。慣れてくるとすんごく便利)
現地購入品↓
アウトドア用ガスバーナー&ガス3つ
飲料水(500mlペット10リットル分)
お菓子(トルティーヤチップスのでかい袋)

準備かんりょうして、本日のお宿へ向かいます。(ここから予約はしてないので、適当な街でキャンプ泊)
買い出しやらなんやらで、本日の走行距離は300キロ弱。途中ロードハウス(日本のサービスエリア的な場所)に寄りながら、メレディンという街のキャンプ場で今夜は決定。
日本から持ってきた投げるだけで設営できるテントを初使用。
本当に投げるだけ!カーンたん。
エアマットも膨らませて、初のテント泊!
よく寝れますように。

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夕飯はキャンプ場近くのフライドチキン屋。
そこにあった付け合わせのカミカゼソースが辛くて食欲をそそる。
スーパーのカットフルーツも、量の割に安くてよい。

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なかなかスムーズな初日。
明日はもっとタフに走るぞ!
てなわけでお休みなさい。

飲んで走っていい街作ろうオーストラリア(3日目)

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一夜経って、今日はメレディンからレオノーラに向かいます。
朝ごはんは即席麺。オーストラリアのキャンプ場は場内に調理ができるスペースがあります。ガスコンロや電子レンジ、オーブンもあるので、食材さえあれば調理ができます。また、共有の冷蔵庫もあるので便利。(パクられるかと不安になったけど、冷蔵庫のものがなくなったことは一度もありませんでした)
今日は予定通り、1日500キロに乗せられるようにひたはしる。

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先が見えない道をひたすら走り、2時間おきに休憩を取りながら走ります。
休憩&給油で使うガソリンスタンドが最高のオアシス。
相棒君はBPのガソリンが好きなようで、BPで入れると調子が良くなった気がします。また、フロントガラスがすぐ虫で見え辛くなるけど、スタンドでの専用掃除用具の使い方にもだいぶ慣れました。(そしてめっちゃ綺麗になる。視界良好)

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しばらく走って、途中大きなまち、カルグーリーに到着。
運転しすぎて硬くなったお尻をほぐすがてら、昼食とぶらつき観光。
街のパン屋で、ミートパイとサンドイッチを購入。
ミートパイはこらぁうまい!驚くべきうまさ!で、ボリュームも満点。
サンドイッチはまぁ買わなくてよかったかも、、、

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街をぶらつきながら思ったのが、この街はアートが至る所にあって、モザイク画とか銅像とか、とかとか。面白い。
街の観光案内所に行くと、ここには金鉱山があったようでその歴史を垣間見れます。

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街にあったクラフトビアバーへ!
オーストラリアでは血中アルコール濃度がなんちゃらまでなら飲んで運転してもOKなようです。
最高すぎる!写真はXPA(ホップ 由来の柑橘の香りが素晴らしい)
最高のひとときをすごして、人生初の飲酒運転へ!
不思議となんともなく運転できます。(オーストラリアは道が広くて、歩いている人が少ないからかな)
酔い覚ましに、レオノーラまでドライブ!

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ひたすら灼熱のアスファルトを走ります。(クルーズコントロール最高)
パースでは気温が20度前後だったのに、ここでは30度を超えてます。
1つの国の中で気温が違いすぎる。さすが、大陸!

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19時前にレオノーラに到着!
スーパー閉店時間ギリギリで買い物。苺を買おうと思ったら店員さんが何か伝えようとしてて、それがなんだかわからなかった。でも優しかった。
(横断旅するけど、私の英語力は小学生並みw)

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本日のお宿!ここのテントサイトは砂地なのでテントが砂砂に、、、
それと、このキャンプ場に住んでるの?って人が何組かいて、トレーラーハウスの前に鉢植えが大量に飾ってあってもはや本当の家みたいだった。
不思議!
それと当日誰かの誕生会をやっていて、なぜか誘われたけど運転の疲労と語学力の問題もあり行かず。
ハッピーバースデーの歌を聴きながら、就寝
明日はついにグレートセントラルロードアタックだ!

赤土の魔物に出逢う(4日目)

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オーストラリアに来てはや4日目。オーストラリアの人は気さくなのか、よく話しかけられます。「どっからきたの?」「なにしてるの?」と良く聞かれます。「一人でラウンドトリップしてます、ウルルへ向かうんです」と言うと面白がってくれるのがいい。
さて、本日はレオノーラからグレートセントラルロードの始まりのラバートン経由でそこから300キロ先のロードハウスを目指します。
だいぶ内陸に来たので、パースと比べると赤茶けた土が多くなってきました。
昨日は577キロを走破。この調子で行けばオンタイムで予定通り!

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快調に飛ばして、ラバートンに到着。
あたり一面赤茶けた大地で、ワクワクします。
観光案内所によってからグレートセントラルロードへ!

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舗装路がなくなり赤土とコルゲーション(波形状の凹凸)の振動に耐えながら走り始めて30分、、、横滑り防止装置が点滅しっぱなしの面白い路面です。
が、
大きなワダチ?でガチャン。結構な音と衝撃を受けたので、車体のチェックをしたところ、タイヤのサイドウォール部分に大きな亀裂を発見。
30分走行でこんなになるとは、、、スペアタイヤ積んでないのと、オンロード用タイヤのため、、、考えた結果ラバートンへ引き返すことに、、、汗
スペア買うか、オフロード併用のタイヤに交換するか迷った挙句、国道1号をつかう迂回ルートでウルルに向かうことにしました。
この予定変更で当初予定の3倍の3000キロを走ることに。
グレートセントラルロードを走破したかったけど、今回の目的はウルル登頂なので、まぁよし!
変更ルート途中に、再度クラフトビールでエネルギーチャージして、迂回ルートをひた走ります。

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今日は来た道を戻ったので、700キロ弱を走行したところで、ノースマンでキャンプ!
このキャンプ場のテントサイトはアリの巣が多くて、設営場所に気を使います。
それにしてもこんだけ広いキャンプ場にテント張ってるの自分だけなのは面白い。(他のお客はトレーラーハウスかキャンピングカー)
1人なので、共有スペースの冷蔵庫を独り占めできます。保冷剤がわりにペットボトル水を凍らせて代用。溶ければ冷たい水も飲めて一石二鳥。

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本日の夕飯はウィークエンドスペシャルのバラマンディのフィッシュアンドチップスを街中の料理屋で調達!
これ1つで3人前くらいありそうなビッグサイズのフィッシュフライに山盛りのチップスが最高!オーストラリアは飯うまいです。
ボリューム満点で、お腹いっぱい!(サラダが欲しい)
明日のルートを確認して、今日はここまで。明日はどこまでいけるやら。

白い砂浜とベジマイト(5日目)

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昨日の残りのチップスを朝食にしながら、天気予報を確認すると、まもなく雨の予報。
朝食を食べ終え、早急にテントを片付けます。
全てしまい終わった頃に、ぽつらぽつら降ってきました。(セーフ)
昨日の走行距離は695キロ
まあまあ走ってますが、迂回ルートなのでもう少し走って余裕を作っておきたいところだが、長距離運転をおしりと相談せねば。
ノースマンを出発し、1号線を東に進みます。
ここまでくると、赤茶けた大地からだいぶ変わり、背の低い草木が多くなってきました。

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道の途中にある観光案内板。

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給油に寄ったところがロードハウスを兼ねたミュージアムをやっていました。入場料無料!

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ミュージアムの中の車。
こんなレトロな車でプスンプスンいいながら横断旅してみたい。

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道を走っていると、両サイドが綺麗に整備されている場所を発見。
ここは有事の際、飛行機が着陸できる滑走路兼道路のようです。

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休憩で寄ったロードハウスでお昼。
ミートパイ?少し硬めの中身でこれまたおいしい!
と、スムージーでビタミン補給。

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ロードハウスにある面白オブジェ。
たいていのロードハウスにはこんな感じのアートがあって見ていて面白い。
小人の中に突如現れるブタ君は最高(写真中央)

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だいぶ走ったところで、海岸線に近くと隆起した場所に到着
丘の上から走ってきた道が望めます。
近くに海があるので海岸まで行ってみることに。

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海岸へつなぐ道の途中で撮った夕日。
遮るものが一切ない光景はいつ見ても感動します。(なかなか写真じゃ伝わりませんが)

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プライベートビーチに到着!
砂が白くて泳ぎたくなってしまうが、気温が20度前後と寒くて断念。
このビーチから駐車場へ戻るまで景色が一緒で電波も届かないから帰れなくなるかと焦りました。
途中野生の動物に遭遇したり、まっすぐ来た道戻っているつもりでも、だいぶそれていることに気づいた時は結構不安になりました。戻れてよかった。

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だいぶ暗くなったので、本日はここボーダービレッジロードハウスで宿泊。
その名の通りここは州の境(ボーダー)になります。
今日は始めてテント以外に泊まります。
空室の確認をして、いざお支払いの時に事件発生。カードの決済ができない!?
何度やっても同じで、仕方なくATMで現金引き出そうとしたら使用時間を過ぎていてこれもできず。
困りはてていると、受付の人が機転をきかせてカード番号直打ちの強制決済?をしていただきました。(助かりました)
あとでわかったことですが、カード端末の表示画面がカードを認識しているのに前の画面のまま止まっていることが原因のようです。
読み込み中画面の時にPINコードを入力すると、すぐその画面に遷移します。

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ここのロードハウスで1番の異彩を放つベジマイトを持った巨大カンガルー
のオブジェ
どこ見てるか分からない目つきが最高です。

大陸の絶景と検問(6日目)

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昨日の走行距離は730キロ
ベジマイトカンガルーに別れを告げて1号線を進みます。
州境なのか場所によってガソリンの価格が結構違いました。
WA州の方が安い。なので、少し進んでから引き返して給油したところ、引き返した時にはいなかった、飲酒運転検問が発生。
日本でも受けたことがなかった飲酒検問に他国の地で始めて出逢うことになりました。
国際運転免許証を確認され、呼気検査。
当然、アルコールは検出されない。(朝から飲まなくてよかった)

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ロードハウスにある謎のオブジェ。
毎回違ったアート?作品があって、給油しなくても寄りたくなります。
ここから海岸線沿いを走ります

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海岸沿いを走っていると、所々にルックアウト(見所スポット)なるものがあります。雄大な手付かずの自然を堪能することができます。

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昨晩のロードハウスから500キロ進んだところにある。セドゥナのキャンプ場で今日はお泊まり。
ここはテントサイトが芝生なので、綺麗で最高!感触もいい。
写真は夕飯!パスタを作ろうとしたら油がなかったので、チョコレートで代用できるか試した結果、失敗に終わった図です。
このパスタ?を作っている時にテントサイトにスウェーデンからきた家族が気さくに声をかけてくれました。
話を聞くと私と同じようにラウンドトリップをしているとのこと。
アデレードから来ているそうで、ここからパースへ向かってそのあと北上してダーウィンやら何やらを回って一周するそうです。
そして、私のパスタ?を見るとラーメン?と、、、
彼らは日本にも来たことがあるようで、ラーメンの話で盛り上がりました。
また、オーストラリ特有?なのかシャワーヘッドが大体壁に固定されているので、洗いにくくて一苦労という話でも盛り上がり、旅先で交流があるのもとても楽しい経験です。

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あとで知ったのですが、セドゥナは牡蠣が有名な街のようです。
(写真はセドゥナのサンセット)

物見櫓とうまいビール(7日目)

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朝、寒過ぎて目が覚める。車の温度計で確認したところ、1桁台。
この寒さでこのテントと軽装では太刀打ちできず。早めの起床。
寒いので、朝ごはんは初日に買ったインスタントラーメン。
何にも入っていないラーメンだけど温かいだけで心も体も温まります。
さて、昨日の走行距離は500キロちょい。
今日もひたすら東へ向かいます。

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セドゥナから200キロちょいのウディナで小休止。
例によって、街のミュージアムをのぞきます。心の余裕が感じられてほっこりします。

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ウディナのサイロ

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ファーマーズなんちゃらのオブジェ
街を少し散歩して、出発。

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キンバのロードハウスで給油&昼食。
サンドイッチはイマイチだけどスナックはバリうま
ここら周辺は牧草地が多く、見渡す限り草原が広がっていて。心地よい風が抜けていきます。

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ポートオーガスタに到着。(目の前は塩湖。味見したいけど遠い)

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本日のキャンプ場。
自由に張れるテントサイトと設備もしっかりしていて。
これまででいちばんいい環境。
テントを張ってから散策にGO!

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街中に発見した物見櫓(ものみやぐら)
とりあえず登る。

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遠くが白くぼやけるくらい、遮るものがなく見渡せます。
写真中央に見えるのはマウントコナーとウルル、、、かな?

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本日の夕飯。
街で評判のチキン屋さんで夕飯をチョイス。
みんな大きなチキンを買っていくが、私はひとりなので、いちばん小さいクオーターチキン
調理中の人がクオーターなんて誰が食うんだ的な話をしていた。
味は抜群です。
合わせるのは、街の酒屋で買ったクラフトビール。
セッションIPAで相性抜群。食がすすみます。
食べているとどこからともなく海鳥?が集まってきてギャースカ賑やかに。
チキンをあげたいけど、共食い?になるので、我慢。(ポテトはやらん)

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日が落ちると一気に寒くなるこの界隈。
月が綺麗なので撮影していると、キャンプ場隣の民家から大喧嘩の声!?
内容は不明でしたが、とにかく凄かったのとフェンスがあってよかった。
今朝は寒くて起きてしまったので、フリースを着て就寝。

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