私の願いは #2
「本物が見たい」
これは私の中でずっと変わらないもの。そして、色んな意味が重なり合っていくもの。
どこまで行っても1人なんじゃないかと思ったこともあった。今も外の世界への怖さはいつも私につきまとう。「世界は私を受け入れてくれるのか、この世界で居場所はあるのか」と。
そんな私の願いは単純で、「みんなと自分の言葉で、本音で会話がしたい。」たったそれだけ。
何を本音とするかは人それぞれだと思う。そして、「本音・本物」に戻るために越えていく壁も、振り払う影も、進む道もその人その人で違うだろう。
私はそのために持てる全てを注いでいる。むしろ、それしか持ち合わせていない。ただ、それだけを求めているから。
その先で、みんな横並びで自分の言葉で会話できたら私はとても楽しい。みんなが本物になって好きなように輝いてくれれば。
これを私は「魂での会話」と言ったりする。みんなの言う「本音」に自分の色を加えただけで、きっとみんなとどこかで繋っているという私の願いなのかもしれない。
2021/01/22 18:00
あとがき
早川瑛子が心の内を伝える連載の第2回。今回は彼女の自己紹介のようなメッセージが綴られました。「きっと形も程度の強さも人それぞれだけど、心のどこかで同じようなことを思っている。」そんなメッセージから何かが始まっていくことを願っています。
語り手
書き手
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